ページ ページ2
田所side
病院から歩いて10分もかからない泊まっているホテルから出勤すると医局で眠っている耕作がいた。
寝顔を眺めているとびしょびしょに濡れている藤川が入ってきて耕作が目を覚ました。
藤「なんだよ、徹夜か?オペ?」
疲れている耕作をみて藤川が聞く。
藍「天野奏の緊急手術だ。ICUの杉原さんの急変も重なった。なんだ、雨か?」
奏ちゃん、手術したんだ・・・。
藤「もう止んだよ。お前がそんなに疲れてるって相当だな。こっちもヘトヘトだよ」
A「なんかあったの?」
藤「うおっお前いたのか・・・意外と影薄いんだな。奥さんの機嫌が悪くってさぁ」
はるか機嫌悪いんだ・・・。
藍「それでなんだ」
机にある箱。私も気になってた。
藤「トマト。紅っ娘パラダイス。朝から探した探した。これで俺の平和は保たれる」
小さい、平和だね笑
藤「いります?」
そう言って耕作と私にトマトを渡すが耕作はいらないといった感じに藤川に投げ返し医局から出て行った。
藤「おっAは食べてくれるのか」
ほんと幸せそうだね・・・。
意外と美味しいなこのトマト・・・
_______
緋山side
白「え!?不倫はダメだよ」
緋「馬鹿!あんたの声無駄に通る。・・・・だから友達の話だからね」
白石に相談した私が馬鹿だった。Aにしとけばよかった・・・。
白「気になる人に奥さんがいたってちょっと言い方軽くしただけだと思うな」
フェロー達もこっちを見てきてほんと最悪。
白「きっぱり、諦めるべきだね。不倫は不倫だからね」
A「なに、不倫?」
STAFFSTATIONに入ってきたAが何の話って聞いてきた。
ご丁寧に白石は説明しているし・・・。
A「えっ・・・別にいいじゃん、不倫くらい」
・・・・・。えっ?
白「何言ってんの・・・ダメに決まってるでしょ」
A「白石も頭固いなぁ」
横「A先生は不倫いいと思う派何ですか?」
A「いや、いいもなにもさ・・・人間、いつ誰を好きになるかなんて分からないんだし、それにそんな簡単に終わらせられる気持ちじゃないから不倫になるんじゃないの?」
不倫したことないから分かんないけどっていうAは少し天使に見えた。
それでも白石はダメっていうからめんどくさくなり友達に伝えとくと言ってSTAFFSTATIONから去る。
A「緋山」
私の後を追っかけてきたであろうAに呼び止められる。
525人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:隆佳 | 作成日時:2017年9月26日 23時