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ページ14

緋「患者のことでご相談が」



申し訳なく思うも橘先生と小児科を後にする。

________


冴島side



藤「あのーごめんちょっと。ちょっとだけいいかな」



ヘリの準備をしていると話しかけてくる彼。



冴「何」


藤「見ちゃって、検査表」



えっ。



藤「何で言ってくれないんだよ。俺の問題でもあるだろ」



冴「まだ産むかどうか決めてないから」



ずっと迷ってた。今は仕事が楽しい。



藤「えっ……そっか。そうなんだ」



一気に落ち込む彼を見て誤解していると思った。



冴「あっ。違う、そうじゃないの」



藤「えっ」



冴「今は仕事が面白いの」


藤「あっあぁ」


冴「やっと一通りのことが出来るようになった。部下もできた、信頼してくれる上司もいる。今が一番やりがいを感じているの」



藤「そうだよな」



冴「考えたい、いろいろ」



藤「うん」


冴「ごめん」


やっと話せて安心して病院に戻ろうとするけど言い忘れたことがあり彼の前に戻る。


冴「だから今は誰にも言わないで」



藤「うん…あっ」



しまったと顔をする彼を見て



冴「言ったの?」


聞くとフルフルと必死に顔を振っているけど言ったのね。



はぁ、ちっ。



ほんと口が軽いんだから。


そう思い、彼を残して病院に戻る。


エレベーターに乗ると緋山先生と白石先生がいた。


白「あっ」


二人とも私が乗ると気まずそうにしている。


冴「なんですか」


白「えっ」


冴「聞いたんですよね、藤川先生から」


白「どうするか、決めてるの?どうするにしても早めにヘリは降りた方がいいと思う。現場は危ないし、体にも負担がかかるから」


冴「そうですよね。一人しかいないフライトナースが現場で体調を崩したら仕事にならないし、患者の命を危険にさらしますよね」


白「あ、いや、そうじゃなくて私は」


冴「友達として言ってくれてるんですか、それとも現場責任者として」


白「それはもちろん、友達として。それにAだってそういうと思う」


冴「だったら、何も言わないでください。Aにはちゃんと話しますからご心配なく」


そう言ってエレベーターを出る。Aに黙っていたのは心苦しかった。一番の親友だし、言いたかったけどまだ帰ってきたばかりなのに言いにくかった。

________

冴島が降りた後の白石と緋山。

白「もう、どうしてみんなこうなのよ」

緋「ばか、あんな怖かったっけ」

白「あんなだったよ」

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山p担 - 藍が愛になってますよ〜(笑) (2018年11月5日 18時) (レス) id: 51d439eade (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 隆佳さん» わかりました。書くとき知らせてください (2017年9月21日 17時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
隆佳(プロフ) - Rayさん» コメントありがとうござます。この作品が完結次第作成したいと思いますのでそれまでしばらくお待ちいただければなと思います (2017年9月21日 17時) (レス) id: 6be02bc29b (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 同棲してる話が見たいです。 (2017年9月21日 16時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 藍沢先生と親友で医者としてライバルであり救命フェロー卒業後トロント大脳外行き脳外エースになり心外循環器のプロで優輔君の病気知ってて手助けしてて奏ちゃんに懐かれてて名取先生の兄で白石先生とフェロー時代から付き合ってて (2017年9月21日 16時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:隆佳 | 作成日時:2017年9月20日 23時

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