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？「こーらっ。なに口説いてんの」
現れたのは、白衣を身に纏った土田先生。
？「ヤバッ」
と 回していた腕を即座に解く。
哲也「また変なのに目ぇつけられたの？」
可哀想に と私を金髪先輩から遠ざける。
？「折角いい所だったのに...(小声)」
哲也「ん？何、岩田〜？保健室出禁にするぞ？♡」
ニコニコ笑う先生を見て、青ざめる。
剛典「勘弁してくださいっ」
と 逃げるが、途中で振り返りこちらに一発ウインク。
またね〜 と私のメガネと共に去って行った。
*
*
*
哲也「アイツね、ホイホイこっちに現れるから気をつけな？」
先生の話によると、あの人は森秀の生徒会の一人。
両校の生徒会執行部は『権限』により花園・森秀を自由に行き来する事が可能らしい。
金髪先輩は、特に神出鬼没だからと念を押された。
___さて、ここからどの道を通って戻ればいいのやら
バレないようにキョロキョロ見ていると、
哲也「この廊下まーっすぐ進むと、ベンチで登坂が寝てるから教えてもらうといいよ」
トサカ？？？
誰だろう...先輩なのかな？
哲也「ほらほらチャイム鳴る前に。急いで！」
背中を押されやむを得ず廊下を走る。
振り返ると、道中気をつけてね〜 と笑顔の先生。
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作者名：青いろりんご。 | 作成日時：2017年4月16日 23時
