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映「アンタ、顔真っ赤だけど」
「へぇ！？」
動揺しすぎて声が裏返る。
慌てて頬を両手で覆い冷やす。
別にいいけど と食べ物の話を永遠としてくる。
「さっきの先生、誰？」
映「え？秋山真太郎」
秋山先生か。
何の担当なんだろう。
映「マカロンの話は無視？」
ハッと彼女の方を向く。
映「あーもういいですよぉ。アンタは先生にゾッコンなのね」
「はぁ？」
映ちゃんつまんなーい と大声で叫ぶ。
「・・・」
別に好きとかじゃなくて、気になっただけだし！
出会って間もないのにそんな訳あるかいっ！
...考えるのやめよ。
映の口車に乗っちゃうだけだし。
「あれ？...メガネ」
映「今？」
やけに視界が晴れてると思ってたけど と彼女が持つカバンをあさる。
「忘れてきたヤツ！？」
映「まさか〜。ココにある...」
カバンだけを残して既に消えていた。
映「まーいっか♡」
先生にまた会えるといいねぇ〜 とポケットから取り出したメガネを掛け玄関に向かった。
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作者名：青いろりんご。 | 作成日時：2017年4月16日 23時
