それぞれのお話 2

キミとの時間DB#14 ページ5

キミを好きになって、キミと付き合って早、7年が経った



幸せの絶頂だった時、キミが突然泣きながら言った一言はいつまでも僕の中に残ってる


｢健太くん、別れよっか｣


『なんで？』


｢好きな人が出来たんだ...｣


僕が見ていた未来は呆気なく崩れていった



あの時もっと、僕がキミとの別れを拒んでいたら後悔しなくて済んだのかな？



それから数ヶ月後


｢Aが倒れた｣


キミの親友からきたメール


僕は急いでキミの元へ向かった


そこには痩せ細ったキミの姿が


｢健太くん｣


変わらない笑顔


だけど違和感しかないのはいろんな管が君を繋いでいるからなのか


『A、俺｢ありがとう。ごめんね、健太くん｣』


それからなにも言えずただキミの手を握るしかなかった



それから数日後キミは僕の前から居なくなってしまった



キミとの過ごした時間が蘇る



喧嘩した次の日は必ず仲直りしたり



朝が来るまで愛し合ったり



一緒に料理だって作った



大学の時休みの日に旅行した旅行先のチャペルに入り
『病めるときも健やかなる時も共に生きていこう』と誓った



7年という年月は僕にとって儚くて大事なものだったというのはキミがいなくなって気づいたよ



毎回登板前日にお墓に行くのが日課になった


『もし、また出逢ったらまた、2人で生きていこう』



その声がキミに届いてることを祈りながら今日もマウンド立つ



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リクエスト作品

リクエストありがとうございます

遅くなってごめんなさい！！


そして、暗くなってごめんなさい



忙しすぎて更新出来ずすいません


陽愛復活します！！！


キミの隣でなど更新停止中のものを書いていきたいと思いますので暖かい目で見守って下さい！！！

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