キミの隣で2

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涙を溜めた翔平くん


私はどうしていいかわからなかった

すると彼は私の手を握ってきた

｢夢を見たんです。卓さんの結婚式の夢｣

私と一緒の夢

｢結婚式なのにみんな泣いててだからAさんが死んじゃったのかと思ってました。けど僕の隣で声がして見るとAさんがいました｣

『私もその夢見た｡誰1人私のことに気が付かなくて私死んじゃったんだって思った』


｢Aさんが泣いてたから頭を撫でると触れたから幽霊じゃないってわかった｣

『翔平くんが私の頭を撫でてくれて死んでないんだってわかった』



｢早く起きてください。みんな心配してますよ。僕も早く話がしたいだから起きてください｣


『私って死んじゃったの？』

｢これ、夢ですよ。だから大丈夫｣


やっぱり同じ夢を見たんだ

あの時あの場所に2人で居たんだ...

『翔平くんが来てくれなかったら私って死んでたのかも』

｢……｣


黙って静かに泣く彼


そんな彼がたまらなく愛しいと思った

彼の涙を拭いてあげる

｢好きです｡Aさんのことが大好きです｡｣


『うん、知ってる...』


｢僕のこと好きなってくれますか？｣

『...うん』


｢ほんとに？｣


『...うん』


｢遥輝さんじゃなくて僕でいいの？｣


『翔平くんがいい...』


恥ずかしくなって布団に潜り込む


｢やった、Aさんが彼女｣


そうやってつぶやいていたときおにぃが帰ってきた


中島｢翔平？｣


｢あ、卓さんおはようございます｣


『もう少し休んでくればよかったのに』


中島｢そうして欲しかったんだろ？｣


ニヤニヤしてるおにぃ


『おにぃのことを思って言ってんの！おにぃなんて大っ嫌い！』


中島｢そんな子どもみたいな態度とったら嫌われるかもよ｣


な、翔平？なんて聞くから泣きそうになった


｢え、いやそんなことないですよ｡可愛いって思いますし嫌いになるなんて有り得ません｣


中島｢ふーん、まぁ翔平なら将来安泰だしいいか｡翔平、こんなやつだがよろしく｣


改まって挨拶する


｢こちらこそよろしくお願いします｣


おにぃがお父さんみたい


_______________
陽愛より

更新遅くなってすいません...

なぜか作ってたとこが消えてしまってまた1から作り直しです(泣)


前と少しだけ内容が変わります｡

亀更新になると思いますが今後も宜しくお願いします。

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