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A「臣くん...行きたい...」

臣「...我慢しろ」

A「...無理...」

臣「...そんな顔しても行かせねぇよ」



NAOTOさんが帰ってから明日は事務所連れてってと
頼んでるのになかなか首を縦に振らない臣くん。


臣「病み上がりなんだからココで大人しくしてろ」

A「やだ。1人つまんない」

臣「空いた時間電話するから」

A「やーーだーー」

臣「泣こうが喚こうが絶対お留守番な」

A「...臣くんなんて嫌いだもん」


気付いたら思ってもない事を口にしていた。

小さな声だったけど
その声はしっかりと臣くんに届いていて、


臣「勝手にしろよ、もう知らねぇ」


そう言って部屋を出て行ってしまった。


A「...っ...」


自分が悪いのに...、
臣くんが怒ってどこかへ言ったのが寂しくて...
もう口聞いてくれないんじゃないかって思うと
怖くて...私の目からは涙が溢れた。

ようやく涙が止まった頃、
臣くんに謝ろうと家中探すけど
臣くんの姿はなかった。


A「...臣...く...ん」


再び溢れる涙。

私はポケットから携帯を取り出し、
歪む視界の中隆二さんの番号を探して電話をかける。


隆『Aちゃん、どうした?』

A「りゅ...じ...さん...」

隆『えっ?!泣いてるの?!ちょ...臣は?!』

A「臣くん...いなくなっちゃった...
私が怒らせたから...」

隆『俺、探してくるからAちゃんは
家から出ずにマンションで待っててね!
絶対連れて帰るから!』


そう言った隆二さんは電話を切った。

隆二さんは家から出るなって言ってたけど...、
私はマンションから飛び出した。

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作者名:ちゃそ | 作成日時:2016年5月20日 14時

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