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【 直己 side 】




NK「Aちゃんの事ですか?」

NA「そっ!何で連れてきちゃったの?!
バレるじゃん!」

NK「...あぁなったら誰でも連れてきますよ」

NA「へ?」


俺は撮影時の事をNAOTOさんに話した。


NA「何それ、可愛いw」

NK「あんな泣きそうな顔で見られたら折れますよ」

NA「そうだよねw」


さっきまで何で連れてきたんだ!と
若干怒っていたNAOTOさんだけど、
事情を話したらすぐ納得してくれた。









NK「Aちゃん、買ってきたよ!」

A「わーい、ありがとうございます♪」


スーパーから帰った俺達は
買ってきた3種入ったブドウをAちゃんに渡す。

Aちゃんは嬉しそうにお礼を言って
ソファーに座る臣の隣へ向かった。


A「あーーーーーーっ!」


突然響いたAちゃんの声に全員が振り返る。

そしてブドウを一度机に置いて俺の元へかけてきた。


A「直己さん、2種類じゃなかったの?
あれ、3種類だよ?」

NK「いい子にしてたからおまけ」

A「直己さん大好き♪」


そう言って俺の胸にダイブ。

よしよしと頭を撫でてやると、


NA「Aちゃん、選んだの俺!」


その言葉を聞いてAちゃんは、

A「NAOTOさんも大好き」


...と、俺に抱きつきながら言った。


NA「え、俺のとこ来ないの?」

A「うん♪」

NA「え...」

A「あ、ブドウ食べなきゃ♪」


抱きついてもらえなかった挙句、
ブドウに負けたNAOTOさんは
物凄くイジけてたけど、
その後Aちゃんからブドウを“あ〜ん”してもらって
凄い嬉しそうだった。

▽▽▽→←▽▽▽



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作者名:ちゃそ | 作成日時:2016年5月20日 14時

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