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【 直己 side 】




NK「Aちゃん、
分からないところは教えるから頑張ろ?」

A「...」


ついに口を閉ざして
何も言わなくなってしまったAちゃん。

こうなったら最終手段。


NK「これ頑張って早く終らせて
三代目メンバーのとこ一緒に行こう?」


ずっと臣といたのに離れてるの寂しいだろうし、
臣もAちゃんのことばっか気にしてるし。


A「...っ...」


メンバーに会えるということに
少し心が揺らいだ様子のAちゃんは
何かを考え始めた。

そして...、


NK「なんと!!!いい子に撮影出来たら
直己さんが美味しいブドウ買ってあげます!」

A「頑張ります!」


少しずつAちゃんの心を動かし、
そして最後に大好物のブドウをチラつかせて
撮影を再開させる作戦、無事成功。

臣が前に
「Aにブドウ買って帰んねぇと...」って
呟いてたの聞いてて良かった。

臣、ありがとう。←




そう心の中で臣に感謝して再び撮影開始。


NK「じゃあ、この問題にしよっか」

A「...これ?」

NK「そっ!これはこの公式を使って...」


そこからしばらくぶっ通しで数学をやった。


最初は駄々こねるし、
やったかと思えば顔が嫌そうだったけど、
教えていくうちに少しずつ出来るようになってきて...、


A「直己さん、これは?!」


今や凄い楽しそうに数学をしている。


NK「これはここをこうして...」

A「あっ、そっか!」


楽しそうに数学をするAちゃん。

そこへスタッフさんから「テスト」と
書かれたカンペが出された。

▽▽▽→←▽▽▽



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作者名:ちゃそ | 作成日時:2016年5月20日 14時

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