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▽▽▽ ページ26

【 NAOTO side 】



スタッフに挨拶しながら
少しずつ俺に近づいてくるAちゃん。


A「NAOTOさん、よろしくお願いします」


俺の目の前にして可愛く言うAちゃんだけど、
俺の思考回路は止まったまま。


NA「えっと〜...」


スタッフ「それでは買い物から帰った所から始めますので
これ持ってください」

A「はい」


スタッフから材料の入った袋を持つAちゃんを見て
俺は我に返った。


NA「Aちゃん、俺持つよ!」

A「じゃあコッチお願いします」


そう言って渡してきたのは明らかに軽い方。


NA「いやいや、普通逆だからw」

A「でも...」

NA「もう両方ちょうだい!」


半ば無理やり袋を奪い取ると
申し訳なさそうにするAちゃん。


NA「じゃあAちゃんは俺の手握ってて」

A「...はい///」


俺の言う事を素直に聞くAちゃんは
照れながら俺の手を握る。


そのまま撮影が始まって手を繋いだまま帰宅。

そしてキッチンへと向かって材料を袋から出した。


NA「カレーか...」

A「えっ、材料見ただけで分かるんですか?!」


材料を見て呟く俺に、
Aちゃんは驚いたように声をあげた。


NA「え、わかんなかったの?w」

A「...はいw」


少し恥ずかしそうにするAちゃんが
凄く新鮮な感じでいつもより可愛く見える...なんて
言ったら臣に殴られるかな?w


NA「俺ご飯炊くからAちゃん野菜切ってくれる?」

A「えと...どうやって切ったら...?」


そりゃ材料見てカレーって気付かないくらいだもん。
切り方もわかんないよねw


そう思いながら切り方を披露する。


A「NAOTOさん上手!」

NA「ありがとw」


一通り切り方を教えた後、Aちゃんと交代して、
俺はお米を研ぎ始める。

炊飯器にセットしてチラッとAちゃんを見れば
言った通りに切れて入るんだけど
包丁の使い方がとてつもなく恐ろしい。



...というより包丁の持ち方めちゃくちゃ。

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作者名:ちゃそ | 作成日時:2016年5月20日 14時

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