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A｢...何してんの？｣
臣｢お前のせいだよ｣
健｢臣ちゃん？反省してないんか？｣
控え室に入ると正座をしてる臣くんの前に
偉そうに仁王立ちする健ちゃんの姿。
私のせいって...何もしてな...あっ！
そういえば影でポニョって言ってること
チクったんだ！
すっかり忘れてた。
A｢健ちゃん...臣くん許してあげて？｣
臣くんからの視線が怖くて
健ちゃんに近づいて言うと...
健｢しゃーないな、
今回はAちゃんに免じて特別許したるわ｣
そう言って許してくれた。
でも...、
臣｢Aちゃん？
今日は帰ってからとことん話し合おうな？｣
...こちらは許す気ないようです。
そんな話をしているとHIROさんが入ってきた。
HI｢登坂、今日から1週間Aを借りていいか？｣
臣｢え？｣
HI｢ちょっと仕事立て込んでて...
Aに手伝って貰いたいんだよ〜｣
...なんて言うHIROさん。
きっとその仕事とはPV撮影だろうな。
臣｢わかりました｣
HI｢そういう事で...今からいい？｣
A｢あ、はい！｣
一足先に控え室を出てったHIROさんの後を
追いかけようと自分の荷物を持つと
その背後に臣くんが立つ。
A｢何？｣
臣｢お前...HIROさんの仕事手伝えるの？｣
...まぁ、普通にそう思いますよね？
A｢ずっとHIROさんの仕事見てきたんだもん！
ちょっとしたお手伝いなら出来るもん！｣
そう言って私は控え室を出た。
勘の鋭い臣くんが納得したかは分からないけど、
とにかくスグ臣くんから離れないと
色々追求されそうで私は逃げるように
社長室へ向かった。
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作者名：ちゃそ
| 作成日時：2016年5月20日 14時
