クリスマス ページ10
《臣 side》
いよいよ今年も終盤を迎え、今日はクリスマス。
Aと結ばれてから初めてのクリスマスなのに...
今日は午前中で仕事終わるからどこ連れていこうか考えてたのに...
A｢ねぇ、今日は誰のお家でクリスマスパーティする?!｣
俺の気持ちそっち退けのお嬢さんは、そうほざいてらっしゃる。
NA｢ほ、ほら...せっかく臣と付き合って初めてのクリスマスなんだから２人で過ごしたら？｣
NK｢そうそう、パーティなんて明日でも出来るし...ね？｣
なんて気を使ってくれるリーダー２人。
しかしそれもこのおバカちゃんに届くはずもなく...。
A｢でもいつもイブからやってるじゃん！｣
...そうなんです、俺たちは毎年イブの夜に誰かの家でパーティを開く。
そして次の日は二日酔いもあったりで夜までそのままのんびり過ごしてっていうことが多い。
臣｢...隆二、ボイトレ行こう｣
隆｢はいはい...｣
A｢あっ、私もー！｣
剛｢行かせねぇよ、お前は俺とトレーニング！｣
A｢...ボイトレ｣
剛｢うるさい、行くぞ｣
俺らと一緒に来たかったAは岩ちゃんに引きずられながら俺の名前を叫び...姿が見えなくなっていったw
A｢オーーーーーミーーーーーーーーっ！｣
隆｢さすがボーカル、無駄に声通るなw｣
臣｢確かにw｣
Aの声を背中に感じながら俺と隆二はボイトレルームに向かう。
臣｢なぁ...俺とA付き合ってんだよね？｣
隆｢へ？何言ってんの？交際宣言したじゃんw｣
臣｢そうなんだけどさ...｣
俺は歩きながら隆二に相談した。
付き合って以来、２人の時間が取れてないこと。
何なら避けられてる気がすること。
そしてキスすらまだしてないこと。
隆｢...え、キスまだなの？！｣
臣｢...うるせぇ｣
隆｢お前ら...中学生でもあっという間にキスくらい...｣
臣｢おい、その先は言うなよ？｣
隆｢...すみません｣
そりゃ俺も男だし、好きな人とはキスもその先もしたいわけで...。
隆｢きっと緊張してるんだよ、A｣
臣｢でもそれなりに経験あんだろ...｣
当たり前のことながらAにとって初カレではない。
今までそれなりに付き合ったことあるし、きっとやることもやってると思う。
隆｢...意外と女の子の気持ち分かってないね｣
臣｢は？｣
隆｢何のために今まで経験積んできたの?!｣
なんてプリプリ怒り始める隆二。
隆｢とにかく今日は何がなんでも２人にさせるから！｣
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りゅうりゅう(プロフ) - とても読みたいのでパスワード教えていただきたいです。 (2021年1月22日 17時) (
レス) id: 963531c4bf (このIDを非表示/違反報告)
news8190(プロフ) - この作品も見たいのですが見れませんか？ (2021年1月1日 15時) (レス) id: a284048075 (このIDを非表示/違反報告)
rinopi0615peace(プロフ) - 6ページのどこにありますか？探しても見つからなかったです、、 (2020年3月8日 23時) (レス) id: 319b7719bd (このIDを非表示/違反報告)
ちゃそ(プロフ) - ラスカルさん» パスワードについては6ページを御参照ください。 (2019年3月8日 18時) (レス) id: 2f1e52870b (このIDを非表示/違反報告)
ラスカル - パスワード教えてください、お願いします。 (2019年3月8日 11時) (レス) id: dac0b5121e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃそ
| 作成日時：2017年11月4日 10時
