▽ ページ37
.
A「あれ...?」
結局あの後Aは起きなくて、寝ているのに起こすのもかわいそうで俺のマンションに連れて帰った。
隆「昨日A寝ちゃったから起こすのも悪いなって思って連れて帰っちゃったけど...
臣のとこの方が良かった?」
A「ううん、大丈夫。ごめんね、迷惑掛けて」
眉を下げ、申し訳なさそうにするA。
隆「何か食べる?」
A「う〜ん...」
隆「何も食べないのはよくないからスープだけでも飲んで?」
そう言うと俺の手からスープを受け取った。
隆「昨日のこと覚えてる?」
A「覚えてないけど...迷惑かけちゃった、よね?」
隆「昨日のA可愛かったな〜、いつも以上に甘えてきて」
冗談でそう言うと分かりやすく顔を赤くした。
隆「ふはっ、顔真っ赤w」
A「今日の隆くん意地悪...」
隆「意地悪な隆くんは嫌い?」
A「...好き」
やべ〜、朝から幸せすぎる。
A「あっ...」
今日は昼から仕事でのんびり準備していると、後ろからAの“やべ...”って感じの声がした。
隆「どうした?」
A「これ...」
そう見せられたのは臣からのLINE。
臣今日遅くなる
臣A?
臣まだ仕事?
臣あと少しで帰る
臣まだ帰ってねぇの?
臣迎えいく。今どこ?
臣A?
......スゲー連絡来てんじゃん。
A「そう言えばお泊まりの日だったっけ...」
お互いの仕事上、付き合ったからと言ってすぐ同棲することも出来ず、お互いの家を頻繁に行き来しているらしい。
喧嘩しても必ずお泊まりはしてたのに、今回はそれを破ったどころか連絡さえしてない。
隆「これ...絶対怒ってるよな」
A「...たぶんね」
隆「電話しときな?」
A「うん...」
臣が怒ってるのは明らかで不安そうな表情を浮かべるA。
A「...出ない」
隆「今日早くから仕事かもしれないし...楽屋で話し合お?」
そうAを宥め、 事務所へ向かう途中にAの大好きなアメコに寄って行く。
A「いつ飲んでも美味しいね」
さっきまでの不安そうな表情はどこへ行ったのか、今はもうニコニコしてる。
1076人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りゅうりゅう(プロフ) - とても読みたいのでパスワード教えていただきたいです。 (2021年1月22日 17時) (レス) id: 963531c4bf (このIDを非表示/違反報告)
news8190(プロフ) - この作品も見たいのですが見れませんか? (2021年1月1日 15時) (レス) id: a284048075 (このIDを非表示/違反報告)
rinopi0615peace(プロフ) - 6ページのどこにありますか?探しても見つからなかったです、、 (2020年3月8日 23時) (レス) id: 319b7719bd (このIDを非表示/違反報告)
ちゃそ(プロフ) - ラスカルさん» パスワードについては6ページを御参照ください。 (2019年3月8日 18時) (レス) id: 2f1e52870b (このIDを非表示/違反報告)
ラスカル - パスワード教えてください、お願いします。 (2019年3月8日 11時) (レス) id: dac0b5121e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゃそ | 作成日時:2017年11月4日 10時