▽ ページ46
【臣 side】
臣｢ただい...おわっ！｣
玄関を開けた途端、何かが俺の胸にだいぶしてきた。
まぁ、壱馬と慎がそんなことするわけないからそれが誰かなんて１人しかいないんだけど。
かずまこ｢お疲れ様です｣
臣｢２人ともありがとうな｣
壱｢いえ、声かけていただければいつでも来ますので｣
慎｢じゃあAさん早く良くなってくださいね？｣
それだけ言い残すと帰って行った2人。
今度飯でも奢らないとな。
A｢臣...すぐ帰るって言ったのに...(泣)｣
そう言ってポロポロと涙を流すA。
臣｢泣いちゃうとツラくなるからもう泣かないの、遅くなってごめんね？｣
A｢...抱っこ｣
そう言われ、抱っこしてるとギュッと抱き着いてくる。
臣｢病院...｣
A｢行かない｣
そう言って必死に俺にしがみつく。
...まぁ、これだけしがみつく気力があるならまだ大丈夫か。
臣｢ん、じゃあ横になってよ？｣
A｢...臣も一緒｣
臣｢ん、一緒に寝ような｣
そう言って2人同じベッドに横になる。
Aは熱もあるせいか、最初はベッドに入ってもグズグズしていたけど、背中をとんとんしてやれば直ぐに寝息が聞こえてきた。
臣｢早く元気になりますように...｣
そう言ってAのおでこにそっと口付けをした。
＿＿＿ 次の日。
A｢...zzz｣
目を覚ますとまだ眠っているA。
顔色は昨日より良くなっていて、気持ちよさそうに寝ている。
A｢ん...｣
臣｢起きた？｣
A｢ん、...起きた...｣
臣｢体調は？｣
A｢もう大丈夫...｣
そう言いながら俺に抱きついてくる。
A｢臣...ありがとう...｣
臣｢え？｣
A｢早く帰ってきてくれて...一緒にいてくれてありがとう...｣
珍しく素直なA。
臣｢昨日は遅いって泣いてたのに？w｣
そんなAを見れば意地悪したくなるのは、きっと俺の悪い癖。
A｢だって...臣といたかったんだもん...///｣
頬を赤く染めながら言うA。
体調悪いのは心配になるけど、
こんな甘々なAが見れるなら風邪も悪くないと思う俺。
臣｢普段からこのくらい素直ならいいのに｣
A｢無理｣
臣｢なんで？｣
A｢...恥ずかしいもん｣
臣｢じゃあAが甘えるまで放置しよっかな｣
A｢...意地悪｣
臣｢そんな俺が...？｣
A｢...好き｣
臣｢ふは、素直じゃんw｣
A｢......もう言わない！｣
E.N.D.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1076人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXILETRIBE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りゅうりゅう(プロフ) - とても読みたいのでパスワード教えていただきたいです。 (2021年1月22日 17時) (
レス) id: 963531c4bf (このIDを非表示/違反報告)
news8190(プロフ) - この作品も見たいのですが見れませんか？ (2021年1月1日 15時) (レス) id: a284048075 (このIDを非表示/違反報告)
rinopi0615peace(プロフ) - 6ページのどこにありますか？探しても見つからなかったです、、 (2020年3月8日 23時) (レス) id: 319b7719bd (このIDを非表示/違反報告)
ちゃそ(プロフ) - ラスカルさん» パスワードについては6ページを御参照ください。 (2019年3月8日 18時) (レス) id: 2f1e52870b (このIDを非表示/違反報告)
ラスカル - パスワード教えてください、お願いします。 (2019年3月8日 11時) (レス) id: dac0b5121e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃそ
| 作成日時：2017年11月4日 10時
