争い ページ27
．
会長｢つまりキミは僕とお付き合いするという事ですね？｣
奏･尊人｢｢は？！｣｣
会長｢伝説の王子になるのは僕ですから
必然的にそうなりますよね？｣
奏｢伝説の王子になるのは僕です｣
尊人｢俺しかいねぇ｣
みんなの元に追いつくと、
果音さんの意思関係なく勝手に騒いでる王子達。
光輝｢俺もいま〜す｣
尊人｢お前らまだ諦めてなかったのか｣
海司｢お前“ら”って…俺はA狙いですけど…｣
陸｢俺も｣
竜｢だからお前らには渡さねぇって｣
果音さん争奪戦に加え、
竜と海司、陸の争いまで始まってしまって
完全に忘れ去られる私と果音さんの存在。
A｢なんか…私たち当事者のはずなのに
よく忘れられません？｣
果音｢まぁ、私はあなたと違って
ゲームのオマケみたいなものですから｣
A｢そんな事ないですよ｣
奏さんは本気なのかよく分からないし、
会長に至っては奏さんに勝つ為…。
だけど…
A｢光輝と尊人さんは本気なんです、果音さんの事｣
果音｢信じません｣
A｢え〜…｣
ずっと思ってたけど、果音さん結構頑固だよね。
ここまで思われてるのに信じないって…。
果音｢私はアナタみたいにあの人達から
好きになられる理由がないので｣
A｢好きになるのに理由なんて要らなくないですか？｣
果音｢え？｣
A｢気付いたら好き…恋ってそんなもんでしょ…｣
私だって特別何かあったわけじゃない。
ずっと一緒にいたからとかそんなのじゃなくて…。
気付いたら芽生えてた感情だから
コントロールも効かない。
ｶﾞﾌﾞ｢会長は成瀬果音の事、本気なんですか？｣
会長｢えぇ、確かに最初は朱雀奏への対抗心でしたが
今では彼女に恋をしています｣
ｶﾞﾌﾞ｢分かりました、では全力でサポートさせて頂きます｣
会長｢お願いします｣
海司｢強敵揃いだな｣
光輝｢あぁ…負けてらんねぇな｣
陸｢だな｣
奏｢果音、僕が伝説の王子になってキミと付き合ってあげる｣
さっきの自分の発言を忘れたのか、
そう自分勝手な言葉を口にする奏さんに感化されたのか
他の王子も次々と果音さんに詰め寄る。
尊人｢お前の望みは俺が叶えてやる、待ってろよ｣
会長｢キミの為に頑張ります｣
光輝｢俺に果音さん、守らせてください｣
そんな言い争うの中、
王子達に背を向けた果音さんは
自分の右頬を抓った。
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月歌兄弟(プロフ) - 続き楽しみにまってます!!更新無理せず頑張ってください！ (2021年7月6日 8時) (
レス) id: 608426acb5 (このIDを非表示/違反報告)
飴 - 更新楽しみに待ってました！！これからも更新頑張ってください！！ (2021年2月13日 9時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - 続き見たいです！この作品大好きです！頑張ってください☆ (2021年2月4日 18時) (レス) id: edb2b83ba4 (このIDを非表示/違反報告)
gun0306hokuto(プロフ) - 毎日楽しみ(^^)です主人公ちゃんと竜が幸せになって欲しいです (2020年12月13日 22時) (レス) id: 5f5a7dd17c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃそ(プロフ) - SHEROさん» ありがとうございます(T^T)そう言って頂けて嬉しいです！ (2020年11月28日 17時) (レス) id: 7e7c3a00d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃそ
| 作成日時：2020年11月21日 23時
