確認 Takanori.I ページ25
確認 Takanori.I
「、別れよう。」
『...うん、分かった。』
すぐに返ってきた、その返事。
付き合って3年。所謂、倦怠期というやつで。
互いが互いに連絡も疎かになり、優先順位も変わってきた。
それは俺だけじゃなく、Aも。
けど
それは嫌いだからとか、じゃなく。
男だから見せないでいた不安と心配と逢いたいって気持ちを。
Aは俺の事を本当に好きなのか確認するためにでた、言葉で。
そんなにあっさりと返ってくる返事だとも思っていなかった。
「...ごめん、忘れて。今の言葉。」
『...え?...忘れる?』
「ごめん。ただ不安だっただけ。俺の事本当に好きなのか。試したくなった。」
『...ごめん。もう、無理だよ。』
「……え?」
『一度声にした言葉は戻らないんだよ』
そう、君はハッキリと。
「...ごめん」
そのまま会わなくなった、春先。
来年も、再来年も。
この季節になると思い出すんだ。
君を、Aを、忘れることはこの先
無いんだろう。
愛してる。
ただ、それを確認したかった。
END
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Riiyu(プロフ) - バリノーンさん» バリノーン様 こちらにもコメント有難うございます!!!大ファンとのお言葉、嬉し過ぎます!! (2016年1月30日 23時) (レス) id: 268618489a (このIDを非表示/違反報告)
バリノーン(プロフ) - gift me?の大ファンなんですが、セレナーデのファンに今、なりました(笑) 応援してます! (2016年1月30日 23時) (レス) id: 36f8194757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Riiyu | 作成日時:2016年1月30日 8時