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いつも君の隣。 Hiroomi.T ページ10

暖かい光が差し込んでくる。

もう朝か、と。


横にはまだ、目を瞑ったままの愛しい人。




このままで居られたらいいのに。



そんなの事を考えてたら、目がゆっくりと開いた。





「おはよう」



『おはよ』



先に挨拶をしてきたのは臣くん。




いつもの朝。




いつもの風景。




重い身体を起こして『コーヒー淹れてくるね』



そう、臣くんの方を見ずにベッドから出ようとした。





「もう、少し...待って。」



ベッドの中からスラリと伸びた腕が


私の手を掴んでいた。




『ん?』


「寒いし、もうちょっと、引っ付いていたい」




いつもそんな事を言わない彼が

余計に愛おしくなる。




『はぃ……』



ベッドの中に戻ると、



ぎゅっと、抱きしめられる。




心地いい、彼の香りに、心音。






トク、トク、と、私の耳に入ってくる。







さぁ、甘えてずっとひっついて居よう。




言葉はいらない、




ずっと、君の横。

サヨナラの手前 Ryuji.I→←▽



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Riiyu(プロフ) - バリノーンさん» バリノーン様 こちらにもコメント有難うございます!!!大ファンとのお言葉、嬉し過ぎます!! (2016年1月30日 23時) (レス) id: 268618489a (このIDを非表示/違反報告)
バリノーン(プロフ) - gift me?の大ファンなんですが、セレナーデのファンに今、なりました(笑) 応援してます! (2016年1月30日 23時) (レス) id: 36f8194757 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Riiyu | 作成日時:2016年1月30日 8時

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