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近くのコンビニにより、朝ごはんを食べながら新田さんに報告する。
ちなみに私は飲むヨーグルトとサンドイッチ。
フルーツサンドが美味しいです。
「残穢も気配もまるで感じませんでした」
「そっすか…、となるとハズレ、振り出しっすかね」
「でも時間かけるのはまずくね?」
「なんでよ?」
「有名な心霊スポットなんだろ?呪われてる人はまだまだいるかも」
『しかも今のところ致死率100%…これ以上の人死には勘弁だわ』
「確かにね…」
これは難航しそうだな…と考えていると、新田さんが実際に飛び降りるっていうのはどうかと提案した。
自分でピコーン!というのは可愛いけど、それも関係は無さそう。
「バンジーならもう虎杖で済ましました」
「え!?まさかあのビニール紐で飛んだんスか!?」
『大丈夫、私も術式で飛んだんで安全性はバッチリです』
「それならよかったっスけど!!」
私1人でもよかったけど、それは何故かみんなに反対された。
解せぬ。
「ああ!!いた!!よかったー!!
伏黒さぁーん!!橘さぁーん!!」
その声に振り返れば、昨日のバカAと名付けられた男の子が自転車で女の子と2ケツして向かってきていた。
……ん?あの女の子、もしかして…
『藤沼ちゃん?』
「……あ、」
恵から漏れた声に冷ややかな視線を向ける。
コイツ忘れてたな?
「「?」」
「『同級生』」
「姉ちゃんです」
「久しぶり…橘さんに伏黒くん。よかった、覚えててくれて」
『もちろん、そういえば弟いるって言ってたね』
なんでここに?
聞けば、弟から私たちの話を聞いて、なお森下さん…はじめに証言を聞こうとして亡くなっていた人のことを思い出したらしい。
「わ…私行ってるの、中2のとき、夜の八十八橋に…っ」
その言葉に、私たちの間で緊張感が走った。
「最近なにかお家のなかで変なことないっスか?
家族の中で自分だけが感じる違和感とか」
「あ…私の家地方のアンテナショップやってるんでけど、私が帰る時だけ自動ドアが開きっぱなしなんです…。
お父さんもお母さんもたまたまだって言うんですけど、絶対、何かいるんです…!」
これは確実に呪われてる。
1週間前くらいからということだが、今までの被害者は最低でも2週間はあいていた。
まだ時間はありそうだ。
「肝試しに行ったのは部活の先輩2人…そうだ伏黒くん、あのとき津美紀さんもいたよ」
「『っ!』」
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みゆう(プロフ) - これで完結ですか?😭すごく面白い作品だったのに… (2023年4月23日 0時) (レス) id: 3379df1390 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - わぁぁぁぁぁぁ。すごいすごい!!最高です!続きが気になります! (2022年8月19日 16時) (レス) @page12 id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - aonaさん» 大変お待たせしました!!また更新頑張っていきますね〜!! (2022年1月14日 13時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - あまぬんさん» 返信遅れてすみません!!嬉しい感想ありがとうございます🥺また更新していきますー! (2022年1月14日 13時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
aona - めちゃくちゃ続きが気になります!更新頑張ってください!続き楽しみにしてます! (2022年1月4日 22時) (レス) @page7 id: 89b7031c6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れおすけ | 作成日時:2021年11月26日 22時