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彼について学校で聞き込み白虎についていくと、そこは病院だった。
誰かのお見舞いかな…なんて思いながら暗くなった病院を進むと、そこには目を赤くして書類を書いている虎杖くんが。
『あ…』
お見舞いに来てた人が亡くなったんだ。
それがわかり声をかけていいものか悩んでいると、伏黒がAの前にでて口を開く。
「虎杖悠仁だな。
呪術高専の伏黒だ、少し話がしたい。今」
『同じく橘です。
喪中…かな。ごめんねこんな時に』
不思議そうな顔で見てくる虎杖と看護婦さんに謝れば、いいけど…と待合スペースに移動してくれる。
「悪いが時間がない。
お前が持っている呪物はとても危険なものだ。今すぐ俺に渡せ」
「呪物？」
「これだ」
ケータイに入ってる呪物の写真を見せる。
すると、納得したような表情で拾ったと口にした。
「俺は別にいいんだけどさ、先輩たちが気に入ってんだよね。危険ってどういうことよ」
「日本国内の不可解な死者・行方不明者は年平均１万人を超える。その殆どの原因は呪いだ」
「呪いぃ？」
「お前が信じるかどうかはどうでもいい。それが事実だ」
まあまあ、と恵を宥めて続きを伝える。
『特に学校や病院には膨大な怨念が溜まりやすいの。辛酸、後悔、恥辱…人間の負の感情が呪いの源になる。
だから魔除けとして、多くの学校に密かに呪物を置いてた。
君が持ってるのもそれ』
「魔除けならむしろありがたいんじゃないの？」
純粋な疑問に、恵が最後まで聞けと釘を刺す。
「より邪悪な呪物をおくことで他の呪いを寄せ付けない激毒…魔除けとは名ばかりの悪習だ。
年月が経つにつれて封印が緩み、今じゃ呪いを招き肥させる餌に転じた」
『虎杖くん、君が持ってるのは特級に分類される危険なものなの。
人死が出ないうちに私たちに渡して』
「いや、だから俺はいいんだって。先輩に言ってよ」
ポイと投げ渡されたそれを、恵が確認する。
中を見てみると、そこにはなにもなかった。
『カラ…？まさか私たちが追ってきたのは箱にこべりついた残穢か…！』
「っ中身は！」
「だぁから先輩がもってる…て……、そういや今夜学校であれのお札剥がすって言ってた」
その言葉に目を大きく見開いた私たち。
その様子を見て、虎杖くんはもしかしてやばい？と口にする。
「ヤバいなんてもんじゃない…、ソイツ」
「『死ぬぞ/よ』」
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れおすけ(プロフ) - ちーさん» ありがとうございます！！！笑 また更新頑張ります！！ (2021年11月10日 0時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 好きです！笑 (2021年11月9日 12時) (レス) @page38 id: ca5a92bd63 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます！オチは自分の中でも未定ですので、今後も応援してくれるとうれしいです！ (2021年4月19日 14時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - れおすけさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月19日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2021年4月14日 23時
