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翌日。
2人は変装して学校の調査をすることにした。
『何ここ、やばくない？』
「やばいな」
何故か閉鎖されていたラグビー場。
理由は明白で、彷徨いている呪霊が何か影響しているのだろう。
「死体でも埋まってるのか？」
『このレベル…二級ぐらいの呪霊が彷徨いてるとなると、例の呪物の影響だろうね』
「気配が強すぎて絞れねえな…、Aは？」
『同じく。特級呪物なんて厄介もいいとこよ』
「誰が持ち出したんだよ…」
とりあえず、呪いは夜になったら祓うことにした。
まずは呪物を回収することが最優先。
つぎは校舎内を見ようとラグビー場をでたとき、
「こっちこっちー！陸部の高木と、西中の虎杖が勝負するってよ！」
とある男子生徒の声に視線を向けると、ちょっとした人だかりができていた。
恵と顔を見合わせその人だかりに向かっていくと、明らか運動部顧問のような人が砲丸投げをしている所。
『記録14メートル…歓声上がってるけどすごいの？』
「たしか日本記録が18だった気がする」
『へぇ……って、え？？』
すごいじゃん、なんて感想は次に投げた男の子の記録でなくなった。
ピンク髪のツーブロック、パーカーを着た男子生徒が西中の虎杖というのだろう。
彼はピッチャー投げで、グラウンドにあったサッカーゴールまで投げ飛ばした。
「えーっと、だいたい30メートル」
「よし！俺の勝ちィ！」
『え、やば！すご！ゴールに当たんなかったらもっと飛ばせたよね！』
「ああ、呪力なしでこれか…。禅院先輩と同じタイプか？」
いまだに興奮の冷めないAの手を引き、伏黒は校舎に向かっていく。
話してみたかったのに、とAが渋々後をついていくと、すこし握った手に力が入ったように思えた。
「って、もう30分過ぎてんじゃん！じゃあ先生、俺用事あるんで！」
後ろからそんな声が聞こえチラッと振り返った時、
「『っ！！！』」
すれ違いざまに今までで1番強く感じた、呪物の気配。
「おいお前！って、早すぎんだろ！！」
伏黒がすぐに声をかけたものの、彼はすでに校門を出た後だった。
「アイツ50メートル３秒で走るらしいぜ！」
「車かよ」笑
「っ？？」
『ははっ、運動神経の塊って感じ』
Aはいつの間にか呼び出していた白虎を肩にのせ、彼の後を追うように指示を出す。
『追うよ、恵』
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れおすけ(プロフ) - ちーさん» ありがとうございます！！！笑 また更新頑張ります！！ (2021年11月10日 0時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 好きです！笑 (2021年11月9日 12時) (レス) @page38 id: ca5a92bd63 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます！オチは自分の中でも未定ですので、今後も応援してくれるとうれしいです！ (2021年4月19日 14時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - れおすけさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月19日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2021年4月14日 23時
