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「知ってるも何も、東京のクソやろーにやられたみたいでこれから見舞いだよ」
そう答えれば、彼らはにんまりと笑って口を開いた。
佐川やったの、俺と。
「ふーん。で？」
「気絶する間際にさぁ、千葉には三橋と伊藤って強いやつがいて、俺がそいつらに殺されるって言うから見に来たんだよ」
「こんな弱そうな人たち連れて？」
「こんな弱そうでごめんなさぁい」
「お前みたいな弱虫じゃ俺は倒せねぇ。出直してきな」
そんな分かりやすい挑発にのって殴りかかってくる1人の男。
後ろ手で離れるように指示されて従うと、貴志はそいつの拳を避け続けた。
「よいしょォ！」
『っな！』
タイマンだと思っていたのに、気付けば後の男たち3人対1でやられている幼馴染にカッとなる。
応戦しようとするも、佐川をやったと言っていた男に両手を掴まれて動けなくなってしまった。
『離してよッ！』
「お前は参戦しない方がいい(ﾎﾞｿｯ」
『は！？』
「ふざけやがってコラァ！！…俺の背中蹴った奴誰だよ」
そう言うと、背中を抑えて崩れ落ちる貴志。
拘束が緩んだ瞬間に抜け出して駆け寄ると、リーダー格の男がニンマリ笑って自慢げに手を上げた。
「はーい僕でぇす！
あれ？座って待ってるってことは、次は顔面かなッ！」
『オイ！！』
「おっ！？」
蹴り上げられたヤツの足を、腕でガードして受け止める。
その間に貴志が距離を取ったのを確認して安堵した瞬間、後ろから大勢の足音が聞こえた。
「居たぞコイツらだ！！」
「今朝ウチのが世話んなったなァ！」
現れたのはグレーの学ラン…開久のツッパリたち。
田舎モンの結束やべー！！とふざけたように叫ぶと、東京の奴らは走って逃げていった。
『っ貴志！腰やられたの！？』
「はっ、誰がやられてるかと思えば三橋じゃねぇか！」
「はははっ！感謝しろよオメー、俺たちが助けてなけりゃ今頃やられちゃって(ﾌﾞﾝｯ…」
話の途中で、そいつの鼻ギリギリに拳を突きつける貴志。
私も隣で鋭く睨みつけていた。
「感謝しろテメー、俺がマジだったら君のお鼻ちゃん潰れてたぜ」
「っ、ヤロー！！」
「やんのか？」
『智司から今大変だって聞いてたけど…こんなとこで勝てない喧嘩売るほどヒマあんの？』
「あ"ぁ！？テメー女だからって調子乗ってんじゃ…！」
「おっ、おい！！コイツ智司さんの…」
「っ！？…ッあ！！」
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れおすけ(プロフ) - りこさん» 金ローよかったですよね！！嬉しいコメントありがとうございます(о´∀`о)ちょっとずつですが進めていきますので、またよろしくおねがいします！！ (2021年10月14日 15時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - 更新嬉しいです！！！私は金ローで映画見てから今日俺に再熱です！！まじでかっこよかったです！とにかく更新嬉しいです！ (2021年10月13日 1時) (レス) @page36 id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 瑠香さん» 感想ありがとうございます！同志がいてくださって嬉しいです！ (2020年9月7日 21時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
瑠香 - 作者さんの片桐さんの描写にキュンとしてニヤつきます。これからも更新楽しみにしております！素敵な文章を読ませて頂きありがとうございます！ (2020年9月6日 7時) (レス) id: 2176506463 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます！がんばります！ (2020年8月23日 15時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2020年8月10日 7時
