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片桐さんと想いが通じあってから数日。
私、黒田Aは………
『あ、智司！』
「よ」
幸せを感じながら、片桐さん改め智司と過ごしていた。
付き合い始めてからというもの、彼は毎朝必ず迎えに来てくれて、時間があれば今のように帰りも校門で待ってくれている。
「ックソ！俺ァまだ認めてないかんな！？」
「うるせぇ」
「シンプルにムカつくゥ！！」
あれから付き合ったことを報告すると、理子と伊藤くん(渋々)には祝福してもらえたものの貴志からは猛反対をいただいた。
今でも会うたびに喧嘩を売るところは諦めつつある。
「いつも悪いな、ふたりとも。コイツはほっといていいから早く行きな」
『ありがと！行こ智司』
「ああ」
あの喧嘩のあとだから仲良くとはいかないけど、伊藤くんに関してはそこまで険悪ではない。
いい笑顔でサムズアップしてくれる伊藤くんに手を振りながら、智司と並んで歩き出した。
「本当に諦め悪いな、三橋の奴」
『そんな心配することないのにね』
「…そっちの意味じゃないんだが、」
『ん？』
「いや、なんでもねぇ」
気にすんなと頭を撫でられた手が繋がれて、そのまま商店街に入っていく。
たわいのない話をしていると、すこし奥の方で見覚えのある青い制服の二人組を見つけた。
「あ、黒田」
「Aさんだと！？癒やしてくだ……………え"、」
振り返った2人の顔が固まった。
一瞬意味がわからなかったけど、握られた手に力が入ったことで察する。
「たしか…紅高の奴だったか？なんだよ、癒やすって」
『いつもの冗談だよ。気にしないで』
「ま、まさかAさん……片桐とつ、つき…」
若干涙目で言葉を続ける今井さんに答えるように、後ろから智司に抱きしめられた。
ひぇ…かっこよすぎ((
「…コイツに手ェ出したら……覚えとけよ」
「っう……うわぁぁああああ！！！」
頭を抱えて叫ぶ様子に顔を顰める智司。
トキメキを抑えながら行こうと声をかけ、手を繋いで喫茶店に向かうのだった。
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作者です！
大変お待たせしました、続きでございます！！←
またちょくちょく更新できると思いますので、よろしくお願いします！！
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れおすけ(プロフ) - りこさん» 金ローよかったですよね！！嬉しいコメントありがとうございます(о´∀`о)ちょっとずつですが進めていきますので、またよろしくおねがいします！！ (2021年10月14日 15時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - 更新嬉しいです！！！私は金ローで映画見てから今日俺に再熱です！！まじでかっこよかったです！とにかく更新嬉しいです！ (2021年10月13日 1時) (レス) @page36 id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 瑠香さん» 感想ありがとうございます！同志がいてくださって嬉しいです！ (2020年9月7日 21時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
瑠香 - 作者さんの片桐さんの描写にキュンとしてニヤつきます。これからも更新楽しみにしております！素敵な文章を読ませて頂きありがとうございます！ (2020年9月6日 7時) (レス) id: 2176506463 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます！がんばります！ (2020年8月23日 15時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2020年8月10日 7時
