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翌日、理子とたてた三橋伊藤を釣る計画を実行していた。
昨日の帰り、理子が貴志を挑発するように絡んでいったところから計画は始まっていたのだ。
まんまとのせられているのは今日の様子を見ればまるわかりである。
『ごめん、今日は別の子と帰るね』
「はぁ？まさかまたあの片桐さんじゃねぇよな？」
『っち、違うよ！3組の友達。あの風紀委員の子』
「アァン！？俺よりアイツをとるってのか！？」
『なに言ってんの？伊藤くんもまた明日ね！』
…という具合で更に苛立たせ、こっそりついてくるだろう貴志と、それを止めようとついてくるだろう伊藤くんの出来上がり。
2人は仕組まれているとも知らず、思惑通り後ろを静かについてくる。
「…ごめんね、騙すようなことさせちゃって」
『昨日から何回目よ、それ』
気にしないで、と小声で話しつつ狭い路地裏に入っていく。
このあたりでチンピラに扮した、道場の生徒さんに絡まれるのだ。
理子の棒読み具合に笑ってしまいそうになったけど、貴志がついて来ているのを時折確認しながら古い建物に入っていった。
「女2人にこんなたくさん、卑劣極まりないわね」
「知ったこっちゃねぇんだよ！卑劣だろうと卑怯だろうと勝てばいいんだよ！」
私が誰かを思い出したのは言うまでもないだろう。
1人が私の腕を掴んだ時
「卑怯な男はこの私が許さない…」
無駄に格好つけた貴志が、そこに立っていた。
お前が言うか？と内心思ったものの、今言うと空気壊すかなぁと思い留まった私。
「なんだてめえ」
「女2人に何人がかりだ？まとめて…この三橋が、成敗してくれる！」
「おいおい、正義の味方気取りかよ」
「そぉーう！正義の味方は…お前たちのような卑怯な手は使わない……」
なんて言ったそばから、生卵をチンピラたちに投げつけていく。
そして、偽物のナイフを持ち私を人質にするが貴志が助けてくれて、その場から3人逃げ出せたのまでは計画通りだった。
「助けてくれてありがとう、助かったわ。
実を言うと…」
「ああ、女子を助けるのは男として当たり前だよ。ふっふっふ…とでも言うと思ったかァ！！
俺はなぁ、お前がだいっきらいなのさ！
だから今からお前をぶっ飛ばす！！」
『ちょっ、貴志待って！』
殴りかかろうとする貴志を見て、まずいと思い理子を庇うように前に出る。
来るであろう衝撃に耐えていると、横から伊藤くんが現れて貴志を蹴り飛ばした。
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れおすけ(プロフ) - りこさん» 金ローよかったですよね！！嬉しいコメントありがとうございます(о´∀`о)ちょっとずつですが進めていきますので、またよろしくおねがいします！！ (2021年10月14日 15時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - 更新嬉しいです！！！私は金ローで映画見てから今日俺に再熱です！！まじでかっこよかったです！とにかく更新嬉しいです！ (2021年10月13日 1時) (レス) @page36 id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 瑠香さん» 感想ありがとうございます！同志がいてくださって嬉しいです！ (2020年9月7日 21時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
瑠香 - 作者さんの片桐さんの描写にキュンとしてニヤつきます。これからも更新楽しみにしております！素敵な文章を読ませて頂きありがとうございます！ (2020年9月6日 7時) (レス) id: 2176506463 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます！がんばります！ (2020年8月23日 15時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2020年8月10日 7時
