もう一本 ページ6
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試合は続き、ついに相手の変人速攻が決まった。
うわ…コートを挟んで見ると一段と早いな…。
「なんだ！？」
「すげェ跳んだなオイ！」
「すげードンピシャなトス…」
「！？……！！！？？」
驚く初見の人たちに嬉しくなるも、すぐに俯く旭さんを見て心配になる。
1ヶ月前…伊達工との試合に負けたあと、体育館であった旭さんと夕の衝突。
その次の日、旭さんは部活に来なかった。
＿＿＿＿昨日、なんで部活来なかったんすか
＿＿＿…決まんないスパイク打ったって、何も楽しくないからな。お前だって、拾っても点に繋がらないと虚しいだろ
＿＿＿他の奴がどう思うかなんて関係ねぇよ！！！
アンタはまた！スパイク決めたいって思わねぇのかよ！！
「………思うよ」
「？」
「何回ブロックにぶつかっても……もう一回、打ちたいと思うよ」
「……それならいいです。それが聞ければ十分です」
旭さんの言葉に満足気な笑みを浮かべる夕。
旭さん本人は不思議そうな表情をしていたけど、サーブの笛がなり向こうのサーバーである翔ちゃんに目を向けた。
『ネットイン！』
「おっと、すまんカバー頼む！」
「オーライ！ロン毛兄ちゃんラストたのむ！」
ドッッ
今日初めての、エースのスパイク。
音的に1ヶ月のブランクがあるとはいえ、思ったよりもパワーは落ちていなかった。
ただぴったり龍・影山・月島の3枚ブロックが前を阻み、叩き落とされたかと思った瞬間……
トッ……
滑り込み、手の甲で見事にあげた我らが守護神。
「うぉお上がった！」
「ナイスフォロー！」
「(壁に跳ね返されたボールも、俺が繋いでみせるから…だから)
だからもう一回、トスを呼んでくれ！！エース！！！」
なにかが込み上げてくる、この感じ。
奮い立たせてくれたそのプレーを繋げるために、
『カバー！』
「オーライ！」
スガ先輩がボールの下に走り込む。
その表情は誰にあげるか迷っているようだった。
「菅原さん！もう一回！！決まるまで！！」
「影山！？」
相手コートの影山に背中を押されて一瞬旭さんに視線を向けるも、スガ先輩は嶋田さんにあげようとしてしまう。
『スガせんぱ…』
「スガァーーー！！！」
大声でトスを呼ぶ烏野のエース。
「もう一本！！！！！」
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ツキ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白いです！続きが気になります！更新を頑張ってください！応援しています！推しの岩ちゃんと夢主ちゃんが付き合って欲しい！ (4月18日 16時) (
レス) @page10 id: e8ec233810 (このIDを非表示/違反報告)
ライチ(プロフ) - 岩ちゃんの家に仁科ちゃんが行く...!?それって実質【お家デート】では...!?もう、そのまま2人が付き合っても文句はない...!!むしろ付き合ってくれ...!! (2月28日 23時) (レス) id: b468f3d3be (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 美羽さん» 初めまして、感想ありがとうございます！亀更新ですがよろしくお願いします︎！ (11月7日 1時) (レス) @page7 id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 初めまして美羽です【ハイキュー】烏野2年のマネージャー�兇鯑匹澆泙靴紳海�を楽しみにしてます！ (10月11日 3時) (レス) @page6 id: 3d5ecef508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2023年9月20日 7時
