ワガママ ページ2
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みんなの不思議そうな視線を何でもないと流すと、大地先輩が改めて喝をいれた。
龍が音駒のことを"シティボーイ"と呼び、それをバカにする月島を見て笑っていると、
「大地さん、A……すみません。俺、練習試合でません」
主将と、コーチも兼ねている私にだけ伝えた夕。
まあそんな簡単に戻るとは思わなかったけど…
『…旭さんがいないから？』
「……」
「そうか……。お前は東峰が"逃げた"って思ってるかもしれないけど、西谷は西谷なんだし…」
その言葉を遮り、夕ははしゃぐ皆を見ながら口を開いた。
「翔陽はいい奴だし、他の1年も曲者揃いだけど面白そうな奴ばっかりで……このチームはこれから、なんかこう…もっといい感じにやってくんだろうなと思います。
俺も…ここで練習したい。
……けど、俺が出て試合に勝ったら、旭さんがいなくても勝てるっていう証明みたいで…
今まで一緒に戦ってきたのに、旭さんがいなくても勝てる……みたいになるの、嫌です」
ワガママ言ってすみません
そう言って謝る姿に、思わず大地先輩と顔を見合わせて驚いてしまった。
どれだけ旭さんのことが好きなの、と夕の背中を軽く叩く。
「……わかった。でも合宿は出てくれよ」
「ノヤさん！！もっかい！ローミングサンダーもっかい！！」
「なっ？」
「……」
『主将判断には従うこと！』
まあ、合宿までには旭さんを呼び戻すつもりでいるんだけど。
……合宿なぁ。
去年、潔子先輩は家が近いから夜は家に帰ってたけど、私はみんなと別の教室でたった1人で寝た。
すごい寂しかった。
てか普通に怖かった。
今年は私も家に帰るか……それかダメ元でみんなと同じ教室で寝させてもらうか……。
「A、ちょっといい？」
『あ、はい！』
1人で考えていると潔子先輩に手招きされたので、素直に近づいていく。
『どうしました？』
「合宿なんだけど、Aがよければ夜はうちに泊まらない？
去年は1人にしちゃったから…どうかな？」
ちょっと恥ずかしいのか、みんなには聞こえない声量で話す潔子先輩。
一瞬夢じゃないかと思うほどの事態にフリーズするも、頬をつねれば痛いので現実だと認識する。
『いっ、いいんですか！？お世話になります！』
「ほんと？よかった」
『女子会しましょ！』
「ふふっ、いいね！楽しみ」
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ツキ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白いです！続きが気になります！更新を頑張ってください！応援しています！推しの岩ちゃんと夢主ちゃんが付き合って欲しい！ (4月18日 16時) (
レス) @page10 id: e8ec233810 (このIDを非表示/違反報告)
ライチ(プロフ) - 岩ちゃんの家に仁科ちゃんが行く...!?それって実質【お家デート】では...!?もう、そのまま2人が付き合っても文句はない...!!むしろ付き合ってくれ...!! (2月28日 23時) (レス) id: b468f3d3be (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 美羽さん» 初めまして、感想ありがとうございます！亀更新ですがよろしくお願いします︎！ (11月7日 1時) (レス) @page7 id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - 初めまして美羽です【ハイキュー】烏野2年のマネージャー�兇鯑匹澆泙靴紳海�を楽しみにしてます！ (10月11日 3時) (レス) @page6 id: 3d5ecef508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2023年9月20日 7時
