マネ業 ページ33
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翌日。
大地先輩が昨日決めたポジションを伝えている間、私たちマネージャーは準備をしていた。
『先輩、ドリンクできました』
「こっちも洗濯終わった。Aのドリンク美味しいからみんな喜ぶね」
『いや、潔子先輩のほうが喜んでるんじゃ…？』
「Aから美味しいレシピ教わってからだよ」
なんとも健気な先輩にときめく。
それぞれ担当したものをカゴに入れて持って体育館に向かうと、あ、と思い出したように潔子先輩が声をあげた。
『どうしました？』
「そういえばテーピングがきれそうだったの思い出して…。今日は保つかな」
『ああ、そういえば…』
残りはたぶん、怪我の場所にもよるけどあと2,3人分くらいだったと思う。
まあ毎日使うものでもないけど、いつ必要になるか分からないし…。
『持ちますかね……あれ、冷却スプレーも少なかった気が…』
「…包帯ってあったっけ…？」
『…ピンチ、かもです…』
思わず潔子先輩と顔を見合わして苦笑した。
みんなあまり怪我しないから意識してなかったけど、青城と練習試合だってあるしいざというときヤバい。
「お昼休憩のときに買い出し行こうかな」
『あ、私行きますよ！』
「ありがと。じゃあ一緒に行かない？」
『はい！』
潔子先輩とデートだ！！(←ちがう)
２人ででかけることはよくあるけど、いつも楽しみで仕方がない。
楽しみですね！なんて喋りながら体育館にいくと、まだ話してる途中らしかった。
「…なにより空中戦で日向の高さに敵う奴、うちのチームじゃ月島と影山くらいだ。だから日向、自信持って行……」
「ハイ！俺！がんばります！！高校で初めて6人でやる試合だしっ！いっぱい点とって！囮もやって！」
テンパってる翔ちゃんに思わず目を瞬く。
なんでそんなになってんの？
「サーブも！ブロックも！クイックも！」
「ちょちょちょ落ち着け！」
「全部っ……」
ぼんっ！！
そんな音を立てて、翔ちゃんが顔を真っ赤にしながら爆発した。
「うわぁ！？」
「ショートした！！日向がショートしたーっ！」
『こっちもヤバい…？』
「大丈夫かな…」
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れおすけ(プロフ) - ライチさん» 嬉しいコメントありがとうございます！また岩ちゃんとの両片想いを楽しんでください☺️ (9月11日 18時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
ライチ(プロフ) - コメント失礼します!!思わず一気読みしたのですが途中、『仁科ちゃんと岩ちゃんもう付き合えよ!!!』って夜中なのに思わず叫びそうになっちゃいました...ww続き楽しみにしています!! (9月8日 1時) (レス) id: b468f3d3be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2023年8月5日 2時
