悲劇の夜 ページ9
_______一体…なにが起こっているのだろうか
Aを抱きしめ目の前の光景を見せないようにしているシャンクスは、自身の目を疑った
なぜここに
世界貴族・天竜人がいる？
なぜ奴は
持っている銃を彼らの家に向けている？
なぜ彼は
クロノスは仁王立ちで天竜人を睨みつけている？
「おい頭…こりゃヤベェんじゃねぇか…」
天竜人は聖地・マリージョアに暮らしていて、この世で最も偉いと言われている
それ故に一般人に対しての言動は見れたものではなく、皆が恐怖を感じている存在なのだ
「なにやってんだクロノスさん…！
いくらアンタでもシャレにならねぇよ！」
『お父さんがどうかしたの？』
普通ではないこの状況を不思議に思ったAが振り返った、その瞬間だった
ダァンッッッ
「なっ！？」
『、え？』
銃声が響き、倒れたクロノス
それは一発だけでなく、二発三発と続く
ベンがハッとしてAの目を覆うがもう遅い
Aは目を大きく見開き、血を流す父を凝視していた
『なんでお父さんたおれちゃったの？
なんで血がいっぱいでてるの…？』
「っ頭！Aを連れて船に戻ってろ！」
「っ、ああ…！」
______ダァンッッ
またも銃声が鳴り響き、3人の視線は自然と音のする方へ向けられた
ラベンダー色の髪が揺れ、地面へ倒れていく
「シュナさんっ…！」
『おか、さん…？』
倒れた2人はピクリとも動かない
天竜人はそれを嘲笑うかのように、2人の身体を踏みつけた
『…やめて………』
「わちしのモノにならないからだぇ〜！」
「あのやろッ…！！」
「おい頭！」
『おかあさんたちから…離れて！！』
ドンッ
我慢の限界が来たシャンクスが立ち上がったその瞬間、Aからとんでもない威圧感を感じた2人
一瞬で天竜人と護衛の人間が倒れ、シャンクスとベンも気を抜けば腰を抜かすほどの覇気
これは__________
「A…！！？」
__________覇王色の覇気
一瞬唖然とした2人だったが、Aが両親のもとへ駆け出したのを見てすぐに後を追いかける
クロノスとシュナはまだ微かに息があったものの、明らかに致命傷を負っていた
『おかあさん！おとうさん！おきてよぉ！！』
「クロノスさん！！シュナさん！！」
「しっかりしろ！！」
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れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
