少女の夢 ページ8
時間も経過し、太陽が海に沈んでいく瞬間をシャンクスたちと見たA
______そろそろ帰ろうか
シャンクスとベンがAを連れて船を降り、来た道を歩いていく
「どうだったA
俺たちの船楽しかったか?」
『うん、さいこうだった!』
「そりゃよかった」
スキップするほど上機嫌なAを見て彼らは頬を緩ませる
お母さんたちにたくさんお話しする!と笑顔で語る姿は、まるで冒険の話を持ち帰ったかつての自分を見てるようだ
「Aは大きくなったら海に出たいか?」
なんとなしに聞いたことだった
Aは大きな目をさらに輝かせて笑みを浮かべる
『うん!
それでね、お医者さんになってけがした人の手当てするの!』
「ほぅ、船医になりてぇのか」
「流石シュナさんの娘だな」
『みんなにはナイショだよ?
お兄ちゃんたちとAのヒミツ!』
シュナが簡単な医療術を教えているとは聞いていたが、立派な夢を持っていることに笑みがこぼれる
この子ならば本当に成し遂げても不思議ではない
「その気持ちを忘れるなよ
精一杯努力しないとなれねぇぞ」
『うん!ロー兄ちゃんといっしょにお勉強してるんだよ』
えへん!
腰に手を当てて威張る姿に、シャンクスはたまらなくなり抱き上げて頭を撫で回す
「そうか〜!Aはえらい子だな〜!」
________お前ならできるさ
あの人たちの娘なのだから
夢を叶えたかつての
そう決意したシャンクスに対し、察したベンは口角をあげて頷いた
再び歩き出す3人
しかしあと少しでというところで
警戒していたシャンクスの見聞色が信じ難い光景をとらえた
「ッ……!?」
『っむぐ!』
目を見開き、突然茂みに隠れるシャンクス
ベンもAの口に手を当て、それに倣った
そんなまさか
なぜこんな所に
なぜ
________Aの家の前に、天竜人がいる!?
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れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……?原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます!誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れおすけ | 作成日時:2019年11月19日 3時