家族 ページ5
その日の夜
『シャンクスにいちゃん、これもあげる！』
「A〜！お前は本当にかわいいなぁ〜！」
Aは家にいた青年・シャンクスに抱きしめられ、頬ずりされていた
初めはおじさん呼びだったが、シャンクス本人に直されて兄ちゃん呼びになったのはここだけの話である
「俺たちのAが可愛いのは当たり前だ
そんでもってさっさと離れろ！」
「いや無理だわ！こんな天使に笑いかけられて離せねえ！」
父とシャンクスに挟まれながら、Aはこの状況が楽しいのかご機嫌そうに笑い声をあげる
「クロノスもシャンクスも、気持ちはわかるけどはしゃぎすぎよ？
Aはもうお休みの時間だもんね」
「えええええ！？シュナさん俺まだ足りねぇよ！」
「 シ ャ ン ク ス ？」
「あ、すいません」
どこか黒い笑顔のシュナにシャンクスはあっさりと引き下がる
その様子にクロノスとシャンクスの仲間、ベンとルゥとヤソップの3人はゲラゲラと笑い転げた
「さっすが元ロジャー海賊団のナース長！
お頭が尻にしかれてらァ！」
「情けねぇぞお頭！」
「あの時代は嫌って程鍛えられたもんなぁ？」
「ククッ、見てみたかったぜ」
「ちょっと失礼じゃないかしら
ねぇA？」
『うん？』
Aを抱き上げて問いかけるシュナ
首を傾げながら大きな欠伸をする娘を見て笑みをこぼす
「クロノス、A寝かせてくるわね」
「ん、俺もいこう
お前ら大人しくしとけよ、特にシャンクス」
「なんでだ！？」
反論する声を聞き流してベッドに娘をいれる2人
はしゃぎ疲れたのかすぐに寝息をたてる姿を見て、声のボリュームを落としながら口を開く
「…今日、海軍の軍艦が来てたわね」
「ああ… 見聞色で感知した限り中将クラスで間違いないだろう」
「シャンクスたちを捕まえに来たのかしら
それとも____」
「俺たち、だな」
肩を寄せ合い 静かに眠る娘を見つめる
海賊王のクルーを探しているのはもちろんだが その子供だって海軍にとっては捕獲対象だ
実際にロジャーの時もそうだったのだから
「…まだ見つかったわけじゃねぇ
お前とAのことは絶対に守ってやる」
「ふふ、嬉しいけど私はただ守られるだけの女じゃないわよ
Aを守るのは私の役目でもあるの」
額を合わせて微笑み合う2人
その手は、愛娘の両手を握っていたのだった
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れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
