再会 ページ19
.
直後、ウソップ、ロビン、ブルックが到着したことにより、麦わらの一味全員が揃った
「ルフィ、ケイミーは！」
「あそこだ！首についてる爆弾外したらすぐに逃げるぞ！」
「急がないと、軍艦と大将が来ちゃう！」
「え〜！？」
「海軍ならもう来るぞ…麦わら屋」
話しかけてきたのは、先程Aをワープさせた男
初めて真正面から顔をみて、Aは目を見開いた
「なんだァお前……なんだその熊」
「奴らならこのオークションが始まる前からずっと、この会場を取り囲んでる
誰を捕まえたかったのかはしらねぇが……まさか天竜人がぶっ飛ばされる事態になるなんて思わなかったろうなァ」
とても愉快そうに笑う彼から目を離せない
ドクン、ドクンと心臓が音をたてる
そんなまさか、未だに固まるAの耳に、ロビンの声が入ってきた
「あなた、トラファルガー・ローね」
ドクンッッ
その後も何か言っていたが、Aには自分の大きな鼓動しか聞こえてこなかった
トラファルガー・ロー
名前に聞き覚えがあるなんてものじゃない
あの帽子も、クマのついたあの目も、あの街で一緒に医学を勉強していた、兄の様な…！
「許さないあます！
こうなったらあいつらの狙いのこの魚を殺すあます！！」
その言葉が聞こえ、ハッと意識が戻る
ステージ上のケイミーの水槽に、1人無事に残った女天竜人が拳銃を向けていた
「しまった、ケイミーちゃんが！」
皆が気付き、止めようとしたとき
『っ！…え、』
何故か突然倒れた天竜人
直後、ステージの裏からとんでもなく強い気配が近づいてきていた
「ほら見ろ巨人くん、会場は大騒ぎだ
金も盗んだし、今のうちにここから出よう」
現れたのは巨人とおじいさん
この状況の中、おじいさんは愉快そうに笑って話している
…ん？このおじいさんの顔、どこかで見たことがあるような……
必死に記憶を思い返していると、ハチがおじいさんのことを"レイリー"と呼んだ
『レイリー……ってまさか…！』
「っ！シュナ…？
いやそんなはず……まさかお嬢さん、あいつらの…」
お母さんの名前…どうやら間違いなく本人らしい
お互いの正体に気づいたが、今はそれどころではない
レイリーはハチたちを助けたお礼と言って、一歩も動かず一瞬にして、会場内の敵だけの意識を奪った
「っ、こいつは……」
「まさか…っ」
「その麦わら帽子は、精悍な男によく似合う
会いたかったぞ 麦わらのルフィ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 864人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
