憤怒の鉄拳 ページ17
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「ルフィ！ゾロにAも！」
名前を呼ばれて振り向けば、何故か仲間たちがいた
「ん？お前ら」
『みんな集まってどうしたの？』
「お前らがどうしただよ！天井突き破るってどういう状況だ！？」
『それは私たちも教えてほしいくらい』
言葉に反論しながら辺りを見渡せば、ここは何かの会場のようだった
照明で照らされたステージの大きな水槽に入れられたケイミーを、さらに付けられている爆弾首輪を見て、Aは事情を察した
『ナミ、競りはこれから？』
「ついさっき、天竜人が5億で決まる所だったわ」
「ルフィたちが突っ込んできてギリギリ間に合ったと思うぞ！」
『そっか、よかった』
まだ間に合う
必死に頭を回転させ、ついている爆弾を作動させずに首輪を外せないから考えていたA
そんななか、ルフィは話を聞かずにケイミーの元まで走り出した
「待て麦わら！落ち着け！！」
考えている間に、ルフィを止めようとしたハチ
あまりにもルフィの力が強かったのか、彼は今まで隠していた残りの腕を全て出して掴みかかる
それがいけなかった
「きゃあぁぁぁぉあああ！！」
「魚人だ！！魚人がいるぞ！！」
このシャボンディ諸島では魚人族は差 別を受けている
だからこそ、ハチやケイミーは腕と尾ひれを隠して行動していたのに
会場がパニックに陥るなか、Aが動き出そうとしたときだった
パァンッッ……
一発の銃声が鳴り響き、ハチの身体が地面に倒れていった
仲間たちが悲痛な声を上げるなか、会場に集まっていた貴族たちは安堵したように彼を罵倒する
「やったえ〜〜、魚をしとめたぇ〜〜！」
撃った張本人である天竜人は銃を片手に喜んでいて、Aの目に憎悪が募っていく
地面に落ちていた瓦礫を触り、手のひらに浮かせたとき
ーーーーroom "シャンブルズ"
「やめておけ」
一瞬で景色が変わり、気づけば後ろに座る男に手首をつかまれていた
「落ち着け、黙ってみてろ」
『っな…！？』
顔が見えないが、掴まれている強さから言って只者ではないのがわかる
ここで戦闘を起こしても、こいつの能力を知らないまま戦うのはリスクだと思い抵抗をやめた
『っ、ハチ…！』
天竜人にゆっくりと向かっていくルフィを、血を流して倒れたままのハチが止める
自分がドジっただけ
迷惑かけてすまない
涙を流しながらそう言うハチの手を優しく離したルフィは
渾身の力を込めて天竜人を殴ったのだった
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れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
