突撃 ページ16
.
理不尽に文句を言われている3人の男たちだが、Aも一度絡まれているのもあり助ける気はさらさらなかった
いつ終わるかな…
空に浮かぶシャボン玉を見ながらぼーっとしていたとき、
「ぉぉおおおーい！！」
「『ん？』」
どこからか覚えのある声が聞こえてきた
ゾロと視線を彷徨わせていると、遠くから人生バラ色ライダーズの1人の影が見えて来る
空を飛ぶその後ろには、我らが船長の姿があった
「ゾロー！Aー！1番グローブまで急ぐぞー！！とにかく乗れーーー！！」
『ルフィ！？』
「んぎ！！」
ルフィの腕が伸びてきて、上空に登りながらゾロの襟元を掴む
まさかと思いながら自身とゾロの重量を軽くし、ゾロの腰に腕をまわした
「お、おいちょっと待て！このノリってまさか…！！」
『そのまさかじゃないの…！？』
そして
「うぉわぁぁぁああああ！！！」
『いやぁぁぁぁあああ！！！！』
勢いよく上空に引っ張られ、ゾロと叫びながら空を飛んだのだった
「あ、アンタ何やってんすか！！」
「んあ？」
飛び魚の背につけば、ルフィは悪びれた様子もなくまたがっていた
Aとゾロは息も絶え絶えになりながら、未だ鳴り止まない心臓を落ち着かせようと必死である
「お、おま…いつかぶった斬る…！！」
『流石にこれは…無理があるって…！』
「悪ぃお前ら」
*＊*
その後話を聞いたものの、よほど急ぎなのかしっかりとした答えが出てこなかった
「ありやしたぜ！あそこだ！」
飛び魚ライダーが声をあげ、私たちの視線は地上へと向く
どうやら何かの建物らしい
「よし！このまま突っ込めー！！」
「は！？…っいや、それしかねぇっすね！」
『いやいや待っておかしい！てかあの建物なに！？』
「サニー号に戻るんじゃねえのかよ！？」
「行くぞ！！」
私の停止も虚しく、飛び魚は勢いを増して建物に一直線で向かって行く
前に座るゾロの背中に腕をまわし、衝撃にそなえた直後
ドガァァアアアン
飛び魚は屋根を突き抜け、地面に衝突したのだった
「っなんだお前！もっと上手く着陸しろよ！！
「出来るかァ！！飛び魚だぞ！アンタが突っ込めっ言ったんだろ！」
「っだから、とにかく乗れって言うがサニー号に戻んのに何をそんな急いでんだよォ！」
『本当に突然は勘弁してよ…、能力なかったら無事じゃ済まなかったんだからね！？
って、ここ……』
気付いた時には周りの視線を集めていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 864人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
