贈り物 ページ15
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ゾロと合流し、足を進めてしばらく
『あ、これかわいいかも』
「ん？」
『このピンクゴールドの！どう？』
アクセサリーショップを見つけ、店内を見て回っていた
ここからしばらく海底を進んでいくのだから、買いたいものは買っておけとナミから許可をもらっていたのだ
「お前似たようなの持ってなかったか？」
『まぁどうしても好きなデザインは偏っちゃうのよね〜』
「…ならよ、」
とつぜん後ろから、首にチェーンをつけられる
驚きながらも胸元を見て、つい目を奪われた
「こういうのもいいんじゃねえか」
試着させられたのは、翡翠色の宝石が埋め込まれたゴールドの雫のネックレス
シンプルながらも目を引く宝石は、まるで…
『すごく綺麗…！うん、これにする』
「そうか」
すこし照れたように、そのままレジに持っていくゾロ
慌てて追いかければ、既にお金を支払っていた所だった
「ありがとうございました」
「ほら」
『え、ゾロ…それ高かったんじゃ…』
「いいから、気にすんな」
渡されたそれは既に値札が切られていて、すぐ使えるようになっていた
『…ふふっ！ありがとう、ずっとつけるね！』
「そりゃよかった」
ささっとつけてゾロの腕に抱きつけば、ポンと頭を撫でられる
自分色のネックレスが揺れるのを見て、ゾロは笑みを零していたのだった
*＊*
道中、賞金稼ぎに絡まれながらもゾロが行きたがっていた1番グローブへと向かっていた
ゾロが1人で返り討ちにした3人の男たちから道を聞き、歩いていたのはいいものの…
「13番…さっき2番Gを通ったよな」
『うん、そうだね』
「さっきの奴らだな、1番への道を教えろって言ったのに」
『その説明は聞いてなかったけど、しっかりその通りに進んでないのは確かかな』
やっぱりこうなった…
思わず苦笑いを浮かべながら思い返すのは、今まで通ってきた道とは呼べない道
自分もしっかり聞いておけば…そう後悔しても遅いのはわかっていた
「…お？」
「「「ヒィっ！？」」」
たった今すれ違った3人の男たち
見覚えあるなぁと考えていれば、彼らは冷や汗をかきながら走り出していた
「おい、ちょっと待て」
『アンタたち確か…』
目に見えて青ざめる彼ら
ゾロと目を合わせて頷きあい、彼が3人をボコボコにするのを黙って見ていることにした
「テメェら嘘の道順教えやがったな？」
「いえ！とんでもない！」
「じゃあなんで逃げたァ」
心の中で、彼らに謝ったのだった
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れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
