シャボンディ諸島上陸 ページ12
「おーい、起きろゾロ、A！」
可愛らしい声に体を軽く揺さぶられ、意識が浮上する
ここはサウザンドサニー号の甲板で、いつもゾロとお昼寝している場所
今日も座りながら、寝ているゾロの肩に頭を預けて寝ていたようだ
昔の夢を見ていた
かなり久しぶりかもしれない
『ん……チョッパーどうしたの？』
「2人とも！シャボンディ諸島が見えてきたぞ！」
バッと起き上がり、海の向こうに視線をむける
ついに見えたんだ
グランドライン後半の海・新世界へと道筋が
『すごい…！ゾロおきて、着いたみたいだよ』
「んぁ…？あー、おぅ…」
大きな欠伸をしながらのっそりと起き上がる彼をひっぱり、チョッパーとともに目の前の島を見る皆の隣に立つ
魚人族のハチとパッパグ、人魚のケイミーがせつめいをしながら、島の中を進んで行った
「このシャボン玉は島から発生してるのよ」
『島から？』
「厳密には島じゃなく、やる気満々グローブっていうマングローブが集まってできてるんだ
79本のマングローブの集まりがこのシャボンディ諸島ってわけだ」
いつのまにかサニー号は41番GRにつき、皆が一度島に上陸する
木の一本一本に番号がかいてあり、迷子になってもそれを見ればいいらしい
「それでも迷子になるのが」
「いるんだよなぁ」
前から会話が聞こえた直後、こちらを振り向くウソップとチョッパー
こちらというか隣にいるゾロに視線を送っていた
「うるせぇ…」
『否定できないね』
「Aが離れなけりゃいい話だろ」
『一瞬目を離しただけで迷子になる人が何を言うのよ』
肩を抱かれながらの言葉に思わずため息をつく
私自身は迷子癖があるわけじゃないのに、2人でいると殆ど迷子になるのはゾロの仕業としか思えない
「おーいAー！
見ろ！俺も空飛んでるぞー！！」
『えっ？』
ルフィの声に顔をあげれば、浮いているシャボン玉に乗って木の上まで行こうとしていた
その姿に思わず幼少期を思い出す
私が能力で空に浮いているとき、必ず3人とも眼を輝かせて懇願してきたっけ
『すごい、シャボン玉があんなに丈夫だなんて』
「ルフィらしいな」
『「あ」』
突然聞こえてきたルフィの悲鳴に視線を向ける
どうやらシャボン玉が割れて落ちてきたみたいだった
『まったく…"浮遊"』
手を翳し、彼の重力を操作する
地面に埋まり込む直前に、ルフィの体は落下を止めた
「うぉ、サンキュー助かった！」
『ふふっ、どういたしまして』
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れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
