白い町 ページ2
北の海・フレバンス王国
地層から採取される珀鉛という鉛の影響で、国全体が童話の雪国のように一面白一色なため、白い町とも呼ばれている
そして、そこには海賊王のクルーだった者たちが住んでいた
『おかあさんはやく！ローにいちゃんたちがまってるよ！』
「ふふ、そうね急がないと！でも走って転んだら痛いわよ？」
『あたしはころばないもん！だからはやくー！』
手を繋ぎ同じラベンダー色の髪をなびかせる母娘を、周りの人たちは微笑ましく見守っている
そして大きな家が見えてくると、少女は目を輝かせて走っていった
「あっ、こらA！」
『へーきだよー！ってうわ！！』
足元の段差に躓き、体勢を崩して倒れかける少女
誰もが頭をぶつけてしまうところを想像したが、それは家から出てきた男性によって防がれた
「またAは…、母さんに危ないって言われたろ？」
『おとーさん！』
そのまま抱き上げた男性に少女は笑顔で抱きついた
男性は幸せそうな笑みを浮かべて頭を撫でる
「ありがとう クロノス」
「いいってことよ
それにしてもほんとにAは元気いっぱいだな〜
流石、俺とシュナの娘だ」
「あら、私はそこまでやんちゃじゃなかったわよ？」
「はいはい」
クスクスと笑う女性 エリウス・D・シュナと
娘を抱き上げシュナの肩を抱くエリウス・D・クロノス
彼らこそ、海賊王ゴールド・ロジャーの船に乗り、この海を制した元海賊であった
「おや、みんな来たようだね」
家の扉が開き現れたのは、この町で1番の名医と言われているトラファルガー先生
彼の隣には、白くふわふわの帽子を被った少年……トラファルガー・ロー
『ろーにいちゃんとせんせいこんにちは！』
「Aまた転びそうだったんだろ、気をつけろよ？」
「ローくんに会いたくて急いじゃったのよね？」
「んなっ！まだ嫁には出さねェぞ！」
「うちはこんなに可愛いお嫁さんが来てくれたら嬉しいけどなぁ」
家族ぐるみで仲がよく、こんな会話を見かけるのは少なくない
そんな幸せが、いつまでも続くと思っていた
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れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
