もう1人の ページ27
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死の外科医と呼ばれるトラファルガー・ロー率いる海賊団
それだけ聞けば、目の前でこんなにも賑やかにはしゃぐ彼らの姿は想像できなかっただろう
「見てくれよこれ！シャボンディでめっちゃ美味かったから買ってきたんだ！」
「でかした！キャプテンも美味そうに食ってたやつだそれ！」
「ああ、悪くなかった」
『美味しかったんだね、兄さん』
「キャプテンのことわかってんなAちゃん！」
「さすが幼馴染！」
お酒も入りながら、総勢20名ほどのクルーたちと話が弾む
うちは約半分の人数だけど、賑やかさはほとんど変わらない気がした
『ねぇ、航海士の…えっと……ベポだっけ？』
「アイアイ！」
『この船は基本的に水中を進んでるの？』
「オペ中とか逃げてる時は水中だけど、それ以外は水上が多いかな〜」
『…次、水上に出るのは？』
「仲間のことが心配か？」
静かながらもすんなり聞こえてきた兄さんの声に、ベポに向けていた視線を戻す。
兄さんはおにぎりを頬張りながら、チラッと視線を向けて言葉を続けた。
「まあわからなくもねぇ、相手が相手だ」
『兄さん…』
「安心しろ。麦わらの一味が捕まったとかいう知らせはねえよ」
『ほんと？』
「ああ。…いや、麦わらじゃねえが大物が1人捕らえられたってのは上がってたな」
「これっすね」
そういってペンギンが取り出したのは、1枚のニュースクー。
シャボンディにいたどこかの海賊が捕らえられたのかな
なんて思考は、目に映る光景に衝撃をうけて消えていった。
____________え……？
『こ、これって………』
「こりゃあ荒れるな……仲間が処刑となれば、白ひげ海賊団と海軍の全面戦争は免れねぇ」
「でも驚いたよなぁ。
まさかあんな大物が捕まっちまうなんて思わないぜ？」
なんたって、白ひげ二番隊隊長・火拳のエースだもんな
『っ場所は…！？日時は！？』
真っ青な顔で立ち上がるAに、周りにいるクルーたちは目を見開いて驚く。
船長であるローでさえも驚いた様子で、Aの肩に手を置いて落ち着かせようとした。
『お願い今すぐ浮上して！！早くっ早く助けに行かなきゃ……！！』
「落ち着け！どうした？知り合いか？」
『私の…ッッ東の海で一緒に育った兄妹なの！！』
ローにしがみつき、涙目で懇願するA。
恐怖か動揺か、体が震えていたのだった。
*＊*
亀更新ですみません！生きてます！
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れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
