愛を教えてくれた君〜今市隆二〜

隆くん ページ50

隆くんに何するかわかんないって言われた。


隆くんまだ怒ってるみたいだし…私何もしてないのに〜


隆二&A「おねがいします!」


あいさつをして、すぐに撮影がはじまった。


隆くんと向かい合って手を握りあう。


…すると、隆くんが私の背中に腕をまわして、私を抱きよせた。


A『(ちょっちょっと隆くん!!)』


撮影中なので大声では話せない。何を言っても隆くんは離さなかった。


監督さん「カット!今市くんいいね〜色気すごいでてたわよ〜いいPVになりそうだわ♪」


隆二「ありがとうございます!!」


A『隆くん!!』


隆二「ん〜？」


A『「ん〜？」じゃないよ！すごい恥ずかしかったじゃん!もう！』


隆二「何するかわかんないって言っただろ？(笑)」


A『だ、だからってさ!!』


隆二「Aのせいだろ…？Aがみんなと……」


A『えっ？聞こえない!』


隆二「なんでもねーよ(笑) Aは俺にぎゅーされるのやだったの？？」


A『えっ？いや、その…』


隆二「みんなとはぎゅーしてるのに…？」


A『あっ…えっと……いや…じゃなかったです』


隆二「(笑)じゃいいじゃん。PVの完成楽しみだな〜」


A『もう!隆くん!!』


隆くんは陽気に楽屋に戻っていった。


監督さん「Aちゃん!!」


A『あっおつかれさまでした。今日はありがとうございました。私なんかで本当によかったんですか？』


監督さん「Aちゃんだからよかったのよ♪Aちゃん、みんなの魅力たくさんひきだしてくれたし」


A『いえ、私はそんな……』


監督さん「Aちゃんはみんなから愛されてるのね。
前回の花火のPVもとらせてもらったけど、今市くんと登坂くんが自分からあんなにやってくれるなんて。Aちゃんに感謝だわ。ありがとうね(*^^*)」



A『そうなんですか!?意外ですね(笑)こちらこそ、いい経験をありがとうございました。』


監督さん「あっ今市くんとお幸せにね」


A『へっ!?あっ…ありがとうございます…知ってたんですか？(笑)』


監督さん「二人を見ててすぐにわかったわ♪二人のシーンが一番よかったしね」


A『やっぱ監督さんはすごいですね(笑)PVの完成楽しみにしてます！』


監督さん「えぇ。期待してて？」

無事にすべての撮影が終わった。


みんなとの距離も縮まっていい思い出になった。

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