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−隆二side
数日後。
都内の現場にて作業中、
職長「今市、お客さん」
職長の声に顔を上げると…
広臣「…よぉ」
そこには、険しい表情で俺を見下ろす臣の姿。
広臣「ちょっと顔貸せよ」
今にも憤りそうな様子で去っていくヤツに、
(…どうせAのことだろ…)
なんとなく察しはつきながら…
隆二「すいません。ちょっと」
周りの同僚たちに一言詫びて、ヤツを追いかけた。
隆二「…なんだよ」
…現場の外に出て、黙ったままの後ろ姿に声をかける。
隆二「Aのことだろ？」
そう聞いた途端…
眉間に皺を寄せて、ヤツは振り返った。
隆二「聞いたんだよな？Aから…」
…少しずつ歩み寄ってくる臣。
広臣「どういうつもりだよ…？」
隆二「どうもこうも…お前がAから聞いた通りだよ。『忙しいから重荷になった』…それだけ」
そんな俺の答えに、咄嗟にヤツはつかみかかる。
広臣「『重荷になった』？ふざけんなよ！『守る』って宣言してたのは嘘だった、ってことか…？俺がどんな気持ちでお前にAを譲ったか、わかってんのかよ！！」
(…違う。嘘じゃない。嘘なんかじゃない…)
熱くなる臣と目を合わせられないまま…
本心を吐き出してしまいたい衝動に駆られる。
広臣「A、泣いてたよ。『離れてる間にどんどん遠ざかっていく気がして怖い』って…。俺、言ったよな？『泣かしたら、ただじゃおかない』って。『肝に銘じとけ』って！それ忘れたのかよ！？」
隆二「お前に俺の気持ちがわかんのかよ！！」
…耐えきれず逆上する俺に、ヤツは目を丸くした。
隆二「俺だって…どうしたらいいかわかんねぇんだよ…っ…」
やりきれない思いに涙がこぼれ落ち…
広臣「…なんかあったのか…？」
無意識に手を放したヤツが訊ねる。
広臣「なにがあったんだよ…？」
溢れ出す涙を堪え…
俺は、あのときの記憶を辿った。
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Hiromi(プロフ) - ５も楽しみにしてます♪ (2015年1月12日 21時) (
レス) id: a5d103da5c (このIDを非表示/違反報告)
Risa(プロフ) - ゆなさん» ご丁寧に返信ありがとうございます！なんなんですかね〜！(笑)なにがNGなの！？って感じなんですけど(-.-)裏小説じゃないのにフラグ立てるのも嫌なので、文章消してフラグ外します(笑)。読んでもらえなくなるのは嫌なので…。レスありがとうございました！ (2015年1月3日 22時) (レス) id: e7a29ba116 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 私が経験したNGワードは監きんとか自さつリスとカット、後は18禁のHワードじゃないでしょうか？しぬという漢字はどうだっただろ…見にくくてささみません。NGワードはコメントも無理みたいで (2015年1月1日 22時) (レス) id: d6eeececcd (このIDを非表示/違反報告)
Risa(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます♪臣くん、遂に爆発しちゃいましたよ(笑)。私も書いてて胸が痛いです(T_T)これからも応援よろしくお願いしますね☆ (2014年12月30日 19時) (レス) id: 5763bcfbd0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 臣くんの緊張が伝わってきてなんだかこっちまで不安になってきました(゜ﾛ゜どんな展開でも更新待ってますね(*´-`) (2014年12月30日 16時) (レス) id: d6eeececcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Risa | 作成日時：2014年9月15日 12時
