115:side YOU ページ15
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ELLYさんを、見送って…
戻って来たリビングで、時計を確認する。
“まだ、時間はあるかな。”
主寝室のドアを一瞥してから、キッチンへ向かった………
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洗い物を片付けて、主寝室へと向かうと…
岩田さんは、まだ…ぐっすり眠っていた。
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“綺麗な、寝顔…”
カーテンの間から射し込む光に照らされた岩田さんの寝顔は…
まるで、映画のワンシーンのように美しい。
彼が…
私の書いたキャラクターを、演じてくれる。
何だか……不思議な気分で、彼の寝顔を見つめていた。
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岩田さんの眉間に、皺が寄って…
やがて……瞼が、開き始めた。
「お目覚めですか?」
そう、声を掛けたら…彼の両瞳が、私を捉えた。
「しゅ…り、さん……」
「おはようございます。」
「おはよう…ございます……みんな、は?」
「皆さん、お仕事に向かわれました。」
「そっ…か……午後からなの、俺だけだったっけ。」
ゆっくりと、上半身を起こした岩田さんは…大きく伸びをした。
「あぁ〜! よく、寝た〜!」
起き抜けとは思えない程の爽やかな笑顔が、私を見つめる。
「変わらず、お忙しいんですね。」
「今、しっかりやっておかないと…次には繋がらないから。忙しくさせて頂けるのは、有難い事なんだ。」
自分自身に言い聞かせるかのように、真摯な声。
岩田さんの…
普段から、何事にも真剣に取り組んでいる姿勢が伝わってくる。
「身体……壊さないで下さいね。」
知らず知らずに……そう、呟いていた。
「ありがとう。」
柔らかな微笑みで、私を見つめる岩田さんに……
何故か………
泣きそうになった。
「朝食、出来てます。シャワー、浴びて来られますか?」
岩田さんから、顔を逸らし…
彼に背を向けて、立ち上がろうとした刹那……
後ろから、右手を取られ……動けなくなった。
「どうしたの?」
「何が、ですか?」
「今……何か、泣きそうに見えた。」
「そんなこと…」
もう一度、立ち上がろうとしたけれど…
優しくも、抗えない力で…彼の方へと、向き直らされてしまう。
「ほら…やっぱり、目が潤んでる。」
岩田さんの、温かな手が……私の頬を、包み込んだ。
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愁(シュウ)(プロフ) - 実際に、何回か呟いてみたくらい。(笑) でも、関西弁でお困りの時は、いつでも言うて下さいね!o(^-^)o(笑) (2018年5月24日 22時) (レス) id: 2a9117ff92 (このIDを非表示/違反報告)
愁(シュウ)(プロフ) - 舞花さん» 遅くなって、すみません!m(_ _)m そんな事、ないですよ。関西人以外の方には、そう聞こえてるんか…って、新たな発見があって、楽しいんです。(^-^) 例えば…「おん。」っていう返事。実際は、「うん。」って言うてるはずやけど、そう聞こえてるんか…って。(^-^) (2018年5月24日 22時) (レス) id: 2a9117ff92 (このIDを非表示/違反報告)
舞花(プロフ) - おはようございます♪愁さんの呟きを読んで『あー、私の書く関西弁きっと関西の方が読んだら違和感ありまくりなんだろうなー』と思ってしまいました。関西弁、教えて欲しいです(笑) (2018年5月12日 9時) (レス) id: 06beefc88f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SHU
作成日時:2017年11月17日 0時