ひとりぼっちな女の子と雪男

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なんだろう。この不思議な状況は。







奥｢も〜！Aちゃんがこんなイケメン達と仲良くしてるなんて全然知らなかったわ〜｣

『すみません…』

奥｢あらやだ！早く席にご案内しないと！ごめんなさいね〜｣

マ｢じゃあAちゃん、奥の席ご案内して｣

『はい。こちらへどうぞ』






みんなを案内して、準備をしに行く。



戻ると奥さんがみんなと楽しそうに話していた。


今日はまだ他にお客さんがいなくて、暇をしてたところに私たちが来たらしい。

大好きなイケメンと暇つぶしができるとテンションが高くなっているようだ。






奥｢まさか阿部くんとAちゃんが同じ高校だなんて…運命じゃない！｣

阿｢あはは、そうですかね？｣

『…ちょっと奥さん何言ってるんですか』

奥｢あら、だってそうでしょ？｣

『やめてください…』




一体何の話をしてるかと思えば…。
全くこの人は。





佐｢Aのウエイトレス姿、めっちゃいい！｣

宮｢うん、似合ってるね｣

『…あ、ありがとう、ございます』




すっごい恥ずかしい。






奥｢そういえばAちゃんと同じクラスの子って…｣

目｢あ、俺です｣

奥｢目黒くんか！…うんうん、なるほどね〜｣

目｢？｣

奥｢確かに正統派イケメンだわ〜｣

『奥さんっ』

マ｢こら、やめなさい｣




キッチンからマスターが出てきて、興奮が収まらない奥さんを落ち着かせる。




マ｢Aちゃん、注文とっておいてくれる？｣

『はい』

マ｢よろしくね｣

奥｢みんなゆっくりしていってね｣

全｢ありがとうございます｣





キッチンに戻っていく2人。

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