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…
「……ふ、」「ふー……、もうすぐ
近くの駅で事情聴取らしいですよ。」
いつまでも自分の後ろばかりを気にする俺に
痺れを切らしたのか、"降谷"と不機嫌そうに
名前を呼ぼうとしたAの唇に人差し指を置いた。
不機嫌そうに歪められた目元が更に歪められたのは
きっと気のせいだろう。いや絶対気のせいだ。
「何するわけ。……それから
さっきから後ろばっか見てる…、…誰かいるの？」
「、っ…A、…！！」
「は、…えっ、何っ……！？」
後ろを振り向こうとした彼女を慌てて抱き締めた。
後頭部に手を添えキツく、強く
肩口に彼女の顔が乗るよう押し付けた。
Aは背が小さいから、
だいぶ背伸びさせてしまったが
背に腹は変えられない。
彼女を抱きながら上目でベルモットを見れば、
くすりと笑って何処かへと姿を消した。
よし、計画どおり。
「……っだはぁー…、助かったな……」
出来るだけあの女とは
コンタクトをとって欲しくない。
少々、というかだいぶ強引な
やり方をしてしまったものの、
なんとか思惑通り誤解をしてくれたようだ。
きっと帰りは問い詰められること間違いなしだが。
「………、……あ」
いや、帰りなんか問題ではない。
「情報収集のために作った恋人です」とでも
適当に言っておけばいいのだから。
とにかく自分にとっての弱味が
三上Aであることを知られなければ。
……問題なのは、今現在nowだ。
「っ、こ、……この…！！」
案の定。
変っっ、態！！！！！という罵声と共に
彼女お得意の平手が飛んできた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「赤井が死ぬ前後の詳細なファイル…、
もう一度見せてくれないか？」
「ええ、……あら、さっきの
PrettyKittyにやられたのかしら？」
うるせえアレがPrettyKittyなら
全国のプロレスラーは皆PrettyKittyだろう。
彼女にPrettyは合っているが。
やはり頬には彼女の平手打ちによる痕が
当然残ってしまっていた。PrettyGorillaすぎる。
ベルモットは「まさかあの子、
本物のガールフレンド？」なんて
楽しそうに首を傾げている。
本物だったらどんなに
俺のテンションが上がっていただろう。
少なくともこんな任務放棄して
彼女と外国にでも逃亡してただろう。
まぁ悲しいことに本物でも偽物でもないのだが。
「まさか。情報収集のため、ですよ」
幼稚園の頃から片想いしてる相手です。
なんてことは言えない。
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てな(プロフ) - amroさん» ありがとうございます…頑張って治したいです(；ω；) (2018年7月27日 8時) (
レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます…(´；ω；｀)早く治したいです… (2018年7月27日 8時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - てな様 お風邪大丈夫ですか！？ 無理せずゆっくり治して下され。お大事に。 (2018年7月27日 0時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 大丈夫ですか？！風邪お大事に(´･_･`) (2018年7月26日 22時) (レス) id: ba18e17bc2 (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - amroさん» はじめまして！コメントありがとうございます〜！一生懸命考えて照橋風のヒロインちゃんが出来上がりました…降谷さんがんばれ！！って感じにしたかったのでこの関係性自分も気に入ってます(*´∀｀)応援大感謝です…！ (2018年7月25日 13時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てな
| 作成日時：2018年7月21日 18時
