【名探偵コナン】公安の狙撃手は結ぶ【降谷零】

公安の狙撃手は…… ページ40

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Furuya side









「ねえ安室さん」




「なんだいコナン君、」









きゅ、と手に取っている皿を吹いていると



ストローを加えてコナン君が眼鏡を光らせて









「Aさんってさ、安室さんに
敬語で話してる時もあるし、
タメ口で話してる時もあるよね？

あれってAさんの癖なの？？」








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「随分と前に、捜査で
恋人同士という関係を装うことになってね

中々敬語が外れない彼女に名前で呼ばせたり、
僕自身が名前で呼んでるのはその名残さ」






今でもAが時々敬語が混ざるのは
多分抜けないんだと思うよ






そう言って笑ってみせると、「そうなんだ〜」と
間の抜けた返事が返ってきた









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「(降谷さん、いま何徹目なんですか)」




「(………よん、)」






「(無茶しないでください、…困ります)」








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「(………、…零でいい、それと敬語も外せ)」









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少しでも彼女と関係を深めたかったから









なんて、






あんなストレートに強請ったことは

名探偵には内緒にしておこう。









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END

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