AI 021号 [キ憶のカケら] ページ2
プリンス[弟者] ラウス[兄者]
021号[AIおついち] おついち[おついち]
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忙しい、とてつもなく面倒くさい。
子鳥のさえずりが聞こえ始めてくるであろう時間におついちは支度を始めた。
上記を思いながらも。
皴一つないベストを身につけてジャボを結ぶ。エメラルドグリーンの髪の毛を結びながら執事である彼は今日の朝の食事やらを考える。
「さて、と。今日も兄弟を起こしに行きますか。」
そうこうしているうちに愛用の腕時計を見ると既に７時になっていた。
ん〜ッと気合い入れに背伸びをする。
やんちゃな彼等を起こすのは一苦労で一番骨が折れる仕事__因みに二番目はお勉強の時間である。__
彼らの自室は自分の部屋の隣で昨日も寝かし付けたはずだが壁に何やら投げつけていた音が聞こえていたからもッと手間がかかる。
「プリンス様，クラウス様，朝でございます」
まず扉の前で呼びかけをする。
が、応答はない。
古びた扉を開け木が悲鳴をあげているような音がするがそれでもまだ反応がない、只健やかに律儀に寝息が二つ、聞こえるところだ。
「 ほら、朝ですよ 」
煌びやかでさわり心地のいいキングサイズのベッドへ近付き兄弟2人の体を揺らす。
起きる気配はなし。
「 ....くぉら！やんちゃ坊主達おきな、さいっ！」
雑ではあるが青赤兄弟にチョップをかます。すると「ぎゃぁあ、！！」と二人揃って悲鳴をあげる。
「お、あ、おっつん.....」
「お、おついちさんおはよう。」
は、はは、と苦笑いを浮かべ頭を擦りながら起き上がった2人に俺は机を指さす。昨日予め服を支度をして畳んである服を指さしたのだ。
彼らは素直にベッドから出て着替え始め欠伸をした。
「美味しいピザトーストとデザートにプリンがありますからお早くに。」
そう告げて俺は部屋を出ていく。
忙しい、とてつもなく面倒くさい。
けど、こんな毎日はとても楽しい。
__ 楽しいのだ。とてつもなく。
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so:so - 兄おつ好きです。兄、格好良すぎ…おっつんの反応可愛いかよ…((殴。 ありがとうございます。(´ω`) (2021年3月1日 1時) (
レス) id: e4c6ce95b7 (このIDを非表示/違反報告)
楽(プロフ) - おつ弟を探しさ迷って見つけました……素晴らしいものをありがとうございます(崇拝) (2020年10月26日 23時) (レス) id: 28afd66c3a (このIDを非表示/違反報告)
一二三(プロフ) - ユアンさん» ユアンさんありがとうございます！暇があったら続きを書こうと思ってますので.....！ (2017年6月8日 15時) (レス) id: 3c0d5b3fc2 (このIDを非表示/違反報告)
ユアン(プロフ) - チビ弟者可愛いです！ (2017年6月8日 12時) (レス) id: 150bc77c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一二三 x他1人 | 作成日時：2017年5月21日 15時
