微温湯に浸かって歌多夢(おつ弟) ページ1
_暫く夢を見ていたのだろうか。
自分の意識はあるが全く体が動かない。
それに、昨日の記憶が全くもってない，否，少しだけある。
昨夜は...そう，おついちさんの家に泊まりに行った。それから少しお酒やらお摘みやらを嗜んで喋りあった気がする。
そんなことを悶々と考えていると隣から張りと艶がある綺麗な声が聞こえ，それが誰なのか俺はすぐにわかった。
「 おついち... さん？ 」
重たい瞼を上げ人物を捉える。
掠れがかかった声で名を呼ぶと華奢だがしっかりとした手が俺の頭へと伸び苦笑をしながら
「貴方はまだ少し寝てなさい。」
なんて母親の様におついちさんは優しく撫でてくれる。
五感が戻ってきたのか自分が今布1枚，布団を掛けられていて何も着ていないことに気がつく。
_あぁそうだ，と、やっと記憶を取り戻す。
何かを話した後俺にキスをしてそのままベッドまで連れていかれて。
そのままもつれあう様に、愛を確かめる様に体を重ねたんだっけ。
その時，おついちさんは何度か[愛してる]なんて呟いて，俺も無我夢中でおついちさん求めて泣いていた。
これは、これは、只の馴れ合い，愛の満たし合いでしかないと俺も，おついちさんも気づいているんだろう。だがまた求めてしまう。
「昼までちょっと寝るけど弟者君も寝る？」
「ん，あぁ、寝る 」
座っていたおついちさんは布団をめくりなかに入り俺の頬にキスをして「おやすみ」と呟いて目を閉じる。
___ 微温湯に使って夢をうたた見ているままがいい。彼に溺れて置いていかれるより，マシなのだから。
end
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so:so - 兄おつ好きです。兄、格好良すぎ…おっつんの反応可愛いかよ…((殴。 ありがとうございます。(´ω`) (2021年3月1日 1時) (
レス) id: e4c6ce95b7 (このIDを非表示/違反報告)
楽(プロフ) - おつ弟を探しさ迷って見つけました……素晴らしいものをありがとうございます(崇拝) (2020年10月26日 23時) (レス) id: 28afd66c3a (このIDを非表示/違反報告)
一二三(プロフ) - ユアンさん» ユアンさんありがとうございます！暇があったら続きを書こうと思ってますので.....！ (2017年6月8日 15時) (レス) id: 3c0d5b3fc2 (このIDを非表示/違反報告)
ユアン(プロフ) - チビ弟者可愛いです！ (2017年6月8日 12時) (レス) id: 150bc77c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一二三 x他1人 | 作成日時：2017年5月21日 15時
