角部屋の住人さん 《２》

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１時間もはやく家を出た


けど、


どうしよう

こんなに早く会社に行ってもなぁ…



とりあえず駅の近くの

スタバで時間を潰すことにした



窓側の席に座って

頼んだココアを飲む。



『コーヒー飲めへんの？
なんや、お子様やなぁ〜笑』



甘いココアを飲みながら思い出すのは

龍友くんのこと



なんか夢みたいだったな

大好きなGENEが、

しかも龍友くんが、

隣の部屋に住んでいて

そっから仲良くなるなんて



「潮時ってことかな…」



ふと目を外に移すと

そこには…







「し、俊平…」







じっ

と、こちらを睨みつける

元彼の姿があった。




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