ハイスペックはお断り２【名探偵コナン】

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会場に戻ると眠りの小五郎の推理ショーが始まっていた


『私彼が推理してるところ初めて見たわ』


やっぱりあの推理力。工藤先生の遺伝ね





「あなたは本当に分かりやすいですよ」


『私あなたより推理力がある人初めてみたわ』


「僕はあなたより行動力のある子は初めてみましたけどね」


『…ところであの死ぬふりをしていた男はどこにいるのかしら。それにこの騒動は一人で仕組んだの？』


「いや、違うな」


犯人はあなただ！奥さん！
あの男の妻である


計画自体夫婦二人で実行していた


あのクレオパトラの首飾りを狙うために



「あの男性はどこにいるんですか！」


毛利探偵もといコナンくんが聞くと、女は笑い出した




「はははは！もうあんな男いないわよ！首飾りを取り返すためにそこの女を殺せばいいのに、それもできない！あんな役立たず海に捨ててやったわ！」


「なに！」


「もうここには首飾りもない。私は捕まるだけ。嫌よ！みんなまとめて海の藻屑にしてやるわ！」


彼女は懐からボタンを出し


押した






ドガーン！！！


爆発音と共に船は揺れた


「私は捕まらないわ！」


同じく推理を聞いていた中森警部と相談役の愛犬ルパンが追いかける


「逃すか！逮捕だ！」


「離しなさい！どうせみんな死ぬんだから！」


女は狂ったように笑っていた





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