ハイスペックはお断り２【名探偵コナン】

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本日はクレオパトラの首飾りお披露目式にお集まりいただきーーーーー



パーティーが始まった


司会の女性の言葉そして次郎吉さんの挨拶、パーティーは進んでいく


「こちらがクレオパトラの首飾りです！」


輝く大きな宝石がついている



「そして、この首飾りと一緒に眠っていた骨の研究をしていらっしゃる、博士をお招きしましたのでよろしくお願いします！」


私が呼ばれた


パチパチと大きな拍手


『いってくるわ』


「ああ」


私は舞台上に登るとマイクに向かった


『ご紹介にあずかりました雨宮です。』


私の隣には首飾りがある


さぁ、来なさい。怪盗キッド






ウイーン


私の後ろにスクリーンが降りてくる


『こちらがこのクレオパトラの首飾りと一緒に入っていた骨になります』


そこには私が鑑定した骨の写真が映し出されるはずだった


予定では…



キャー！！！


『っ！』


スクリーンいっぱいに広がる男性の首吊り映像だった


「あなた！！！」


《私の名前はＸ
この男のようになりたくなければ首飾りを渡せ
アタッシュケースにいれ２１時に
この男の妻に渡し甲板へ持って行かせろ
１人で持って来なければここにいる乗客全員が死ぬ》



機械音で話が終わると船全体が真っ暗になった






キャー！！！






逃げ惑う人々で騒然となった


「こちらです！」


『ちょっと！』


暗い中で誰かに腕を引かれ裏口外へ出た



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