ハイスペックはお断り２【名探偵コナン】

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只今待ち合わせ５分前
私は時間通りに行動したいタイプなので１０分前行動が基本である


だが、しかしそれも裏目に出ると知った日だった



「お姉さん超美人じゃん！」


『…』


「あれ？クールな感じ？めっちゃタイプー！」


今日は黒のパンツに白のハイネック
オシャレより機能性重視である


『私待ち合わせしてるの』


「へぇ！じゃあ俺らも一緒に待ってていい？お姉さん可愛いけど、それデートの服じゃないでしょ？」


『いいよ、一緒に待ってても。でも条件円周率20桁言えたらね』


「は？いやいや！いる奴いないから！お姉さん超うける！」


いや、私は言えるけど



「お姉さんの友達とか超綺麗そうなんだけど！」








「おや、僕は綺麗の部類に入るのでしょうか」


そこにいたのは赤井秀一が変装した男


「お姉さんデートじゃないって言ったじゃん！」


『言ってないわよ。私のデートスタイルはこれなのよ』


「へー！綺麗な顔なんだからもっと着飾ればいいのに！」



今の若い奴はなんであんなに生意気なのかしら。ぶん殴ってやろうか




「声に出てますよ」


『あら失礼。ところでこんな所で何してるの？』


私この人の名前知らないや


「沖矢昴です、僕の名前は」


また声に出ていたのか



「これから買い物に行きます。どうですか、一緒にランチでも」


『私待ち合わせしてるの。あの人用意長いから待つのは想定内よ』


たぶんもう来るだろうけど
その時だった




「雨宮ちゃ〜ん！」






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