【短編】ハイスペックはお断り【名探偵コナン】

プレゼント ３ ページ6

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「風見さん？」


ツーと嫌な汗が背中を流れた
背後から聞こえた声に前に座る風見さんは固まっていた


「あれ？風見さんですよね？覚えてますか？安室です」


「ああ。安室さん。お久しぶりです」


平然を装い対応しているが私はまだ後ろを振り向けない





「安室さんのご友人ですか？」


第三者の声が聞こえる。そう言えば今日は探偵の仕事だって言ってたわね




「ええ。こちら刑事さんでよく一緒に仕事をするんです。風見さんは今日はプライベートですか？」


「え、あ、はい」


ここで無視するのも変なので恐る恐る振り返ることにした




『はじめまして。雨宮Aです』


「安室透です」


「風見さんの彼女さん凄く綺麗ですね！」


爆弾の投下はやめてください。




「いえ、彼女では…」


「私もあんな浮気野郎と離婚して安室さんに貰って欲しいです！」


は？



「ははっ。僕なんて売れない探偵ですから他の方をオススメしますよ！」


「安室さんと今日で会うのも最後なんて寂しいんですよ！」


うん、分かるわよ。浮気をした旦那の依頼をしたらこんなイケメンで、私を助けてくれるイケメンで。
それは惚れると思うわ


でも、腕を組むのは違うわ。離れて人妻




「あ、そうだ！良かったら４人でこの後回りませんか？」


安室さんがこのモール来たいって言ったんですよ！
と、彼女は言う。やはりな






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