【短編】ハイスペックはお断り【名探偵コナン】

やるべきこと ２ ページ24

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鎮火を待ち私達は中に入る



『先輩。あちらの方達は？』



「あっちは公安鑑識。向こうからの依頼なの。今回の爆発は規模が大きくて範囲も広いから合同で行うのよ」



『そうですか』



「さ、あなたはあなたの仕事をしてきなさい」



『はい』




私はご遺体の前に行き手を合わせ、私のやるべきことをする
死亡鑑定だ








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『じゃあ運んでください』



ご遺体は研究所に送られるので私は鑑識の手伝いを行った




署へ帰ると書類の整理を行う






『本当に事故なんですかね』



「事故の可能性が高いって話なのよね〜。新しい建物でもあり得なくはないし」



資料を読んでいると





「公安だ。今すぐ爆破事故に関する資料を全て提出して頂きたい」




「ちょっとちょっと。この事件は合同でっていう話だったでしょ！」




「上からの命令です。全ての資料を提出してください。爆破事故の件は全て公安及び公安鑑識で行います」



黒いスーツの男が数名入ってきた
私は見ていた資料を咄嗟にデスクに隠した






「おい。雨宮Aだな」



『なに？』



「これをある人からだ」



『どうも』



名前を聞かなくても分かる零だ




小さな紙には “この件に関わるな” と






私は紙を握りつぶし部屋を出た






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